by John Biggs on 2012年5月26日

sjmemo4

競売会社のSotheby(サザビー)が、Steve JobsからAtariに宛てた公式メモを売りに出している。内容は、AtariのアーケードゲームWorld Cup Footballの改良アイデアだ。Steve自身の署名と印があり、回路図とパドルのレイアウトを説明している。印には当時のSteveの会社の名前、”All-One Farm Design”とあるのがおもしろい。さらに、般若心経の”gate gate paragate parasangate bodhi svahdl(羯諦羯諦波羅羯諦波羅僧羯諦菩提薩婆訶)”が添えられている。それでいいのだ。

買いたい人は、手元に1万から1万5000ドルは持ってないと無理だろう。いや、もっとせり上がるかもしれない。MacWorldの記事は曰く:

by Mike Butcher on 2012年5月26日

168039v8-max-250x250「服は誰もが着るものですしね」と、TagbrandのファウンダーがDisruptのステージ上で話していた。もちろんそうだ。ところでTagbrandというのはいったいどういうサービスなのだろうか。

DailyBoothというものがあって(今も流行っているだろうか)、人々はビデオとは違ったスタイルで自分の日常を公開し始めた(ティーンエイジャーの単なる流行だとする見方もあるが、まあ話を続けさせて欲しい)。こうした流れを踏まえて、Tagbrandは「ファッション」版のDailyBoothを考えだした。いろいろなタグを付けて細かな情報を提供しようとするのがTagbrandのミソだ。

利用方法はいたって簡単だ。写真をアップロードして、そして着ている洋服についてのタグを付けるのだ。言うなればファッション系の「チェックイン」サービスないし、そのままファッション系Foursquareであると呼ぶこともできるかもしれない。

by Jordan Crook on 2012年5月26日

Screen shot 2012-05-25 at 12.51.54 PM

そう、たしかに、今年のDisruptで優勝カップと5万ドルをさらったのはUberConferenceだったけど、でもgTarを作ったIncidentは、その前に勝っていたとも言える。同社のKickstarterでの資金集積額は、Disruptのステージに立つ前の1万ドルから、今では目標額の倍を超える22万ドルに達している。

Disruptは元々Webアプリやソフトウェアが中心だから、ハードウェアのスタートアップが決勝に残ること自体、椿事だ。本誌のファウンダMichael Arringtonも感動していたから、そのことからも、彼らの偉大さが分かる。でも、たぶん、いちばん感動して魅了されたのはこの私だ。私は楽屋でIncidentの人たちを無理やりつかまえて、私にgTarを弾かせて、とお願いした。

by Kim-Mai Cutler on 2012年5月26日

exec-task

誰かに今すぐ“お使い”や“お手伝い”をしてもらいたいときのためのモバイルアプリExecが、330万ドルを調達した。資金調達を示すSECへの提出書類がこれだ。共同ファウンダのJustin Kanは、Justin.tvやTwitch.tv、SocialCamなどを作った人物だ。彼によると、投資家の名前はまだ明かせないが、だいたい個人ばかり25名だそうだ。SECの書類にはExecのチームしか載っていないから、そのほかのエンジェル等の名前は分からない。

Execは、たとえばTaskRabbitなんかに似ていて*、要するにインスタントなお手伝いを探すアプリだ。ただしExecにはビッドの過程はなく、誰かに仕事を頼むだけだ。

by Colleen Taylor on 2012年5月25日

Screen Shot 2012-05-24 at 11.37.44 AM

ロサンゼルスでスタートアップや小企業のための“クラウドファンディング(crowdfunding, 大衆投資)”のサイトを志すCrowdfunderが今週、公開ベータを開始した。CEOのChance Barnettによれば、同サイトは今月、一群のエンジェルたちから40万ドルのシード資金を獲得している。

KickstarterIndieGoGoなどとの基本的な違いは、これらの募集資金の性質が一種の寄付であるのに対して、Crowdfunderの場合は出資者が出資対象企業の株主になることだ。非公開企業への株式投資は長年、公認投資家にしかできなかったし、認可を得るためには個人資産が100万ドル以上あるなどの条件をクリアしなければならなかった。しかし先月成立したJOBS法は、その制約を取り去り、事実上誰でも非公開企業に投資できることになった。

by Anthony Ha on 2012年5月25日

recroded future logo

最近は、“ビッグデータ”の効用をめぐる議論が騒々しい。今日(米国時間5/24)はまた一つ、おいしそうな名前のが出ました。それはRecorded Future(記録された未来)、Web全域からデータを引っ張り出してきてユーザに、そう、その名の通り、未来への手がかりを与えるのだ。

同社は、最近シリーズCで1200万ドルをBaldertonとGoogle Venturesから調達した、と発表した。BaldertonのパートナーでBusiness Objectsの元CEO Bernard Liautaudが、取締役会に加わる。

Recorded Futureによれば、このアプリケーションは常時何万もの高品質なニュースサイトやブログや公開されている各種のニッチソースや各種業界情報や政府系Webサイトや金融データベースなどなどをスキャンしている。そしてそれらのコンテンツを分析して、その結果のデータを視覚化し、‘これから先何が起きるのか’という疑問に答える。

by Frederic Lardinois on 2012年5月25日

SayHi Translate logo

今週のTechCrunch Disrupt New York Cityでホットだったスタートアップといえば、リアルタイムでクラウドソーシング(crowd sourcing,大衆参加型)な通訳サービスBabelverseだ。しかしGoogle Translateのような機械翻訳で間に合う場合も多いし、またいろんな言語間の翻訳/通訳は全部合わせると巨大な市場だ。99セントで売られているiOSアプリSayHi Translateは、機械翻訳を利用した通訳アプリだが、このほど、立ち上げから4週間で通訳したフレーズの数が1000万を超えた、と発表した。このご立派な到達点を記念してSayHiは今日(米国時間5/24)、アプリのバージョン2.0をリリースした。ユーザインタフェイスがより使いやすくなり、通訳結果の音声をユーザがコントロールできるようになった。

SayHi Translateは33の言語と方言を話す。それらは、英語、スペイン語、フランス語、ドイツ語、中国語、ロシア語などなどだ。これらの、相互間の通訳ができる。しかもすばらしいのは、24の言語についてはニュアンスの違いを認識することだ。だから、人によってちょっとイントネーションが違っても、テキストを入力してやる必要はない。会話がとてもスムースにできる。外国の都市でどこかへの行き方を尋ねるときなんか、とても便利だろう。

by ゲスト ライター on 2012年5月25日

education

編集者注記: このゲスト記事を書いたJulia Szopaは、シリコンバレーのインキュベータblackbox.vcのプログラムディレクター(事業計画部長)だ。同社は主に、ヨーロッパのスタートアップの合衆国進出を助けている。

ヨーロッパのスタートアップは、シリコンバレーに来てからグローバルな事業展開のやり方を学ぶことが多い。しかしそんなとき彼らは、旧世界の間違ったルールに従うことも多い。ベンチャーリソースの乏しいヨーロッパでは、起業家たちは過剰な妥協を強いられ、グローバルな成功の可能性を秘めた優秀な企業なら決して受け入れてはならない制約や慣習に、あえて甘んじている。

by Ryuichi Nishida on 2012年5月25日

シードプログラムだとかここ一連の起業熱によって若い起業家がたくさん産まれているのは多くの人たちも知るところだ。だが、翻ってスタートアップ投資家についてはどうだろうか。その多くは30代や40代が中心である。もちろん、投資家は自分の財産で投資するのでなければ、他人から預かった資金を投資することになるので信頼が必要になるし、人的ネットワークだとか、ビジネスを見極められるだけの知識だとか、事業経験だとかが要求されことになる。必然的にその年令は高くなる。

佐俣アンリ氏(@anrit)はそういう意味では異色の投資家である。今日で28歳になる彼は、自身の独立系ベンチャーファンドANRI(リンク先の情報はメールアドレスのみ)を立ち上げて、投資家としてスタートする。彼が立ち上げるベンチャーファンドはおおよそ5億円規模で決して大きなものではない。現在、ファンドの資金を集めている段階だが、すでにその資金が集まり始めている。それまで投資家としての実績がほぼない状態でファンドが立ち上げられるのは、彼が持つネットワークや若手と同じ目線でものが見られる新世代の投資家としての期待の現れなのかもしれない。

by Kim-Mai Cutler on 2012年5月25日

Androidデベロッパーに朗報だ。Googleが Google Playのアプリストア内で定期購読タイプの料金の支払を受けられる機能を追加した。

昨年アプリ内で支払機能がリリースされ、デベロッパーが無料試用後の有料アプリ購入代金や広告料金を受け取ることができるようになった。今回、年ぎめ、月ぎめで定期的に料金支払を受けられるようになったことは、特に本格的なゲームのデベロッパーにとって大きな価値があるだろう。そうしたゲームには喜んで月ぎめなどで利用料金を支払うファンが大勢いるからだ。もちろんパブリッシャーがタブレットなどで雑誌を販売するのにも向いている。

by John Biggs on 2012年5月25日

Dan Misenerは、データマイニングの衝動に駆られ、Kickstarterの半分ほどのデータを集めて失敗プロジェクトを探した。彼は一つとして見つけられなかった。なぜか。Kickstarterが検索不能な塀の向こうに隠したからだ。確かにそれらは実在するが、Googleでも見つけることができず、Kickstarterのブラウジングシステム”Discover”にも決して現れない。

それは彼らにとって良いことなのだ。

一般的な意味で、Kickstarterはマーケットプレイスではない。EtsyやeBayやAmazonのように、売れない商品がヒット商品の隣に置かれている場所ではない。そこは、むしろ競争の場だ。アクセス数、現金、そしてメディアの注目を巡る競争だ。これはフリーマーケットというより犬の品評会であり、一次審査が終わった後は醜い犬をステージに残さない。

by Ryuichi Nishida on 2012年5月25日

編集部注:これはこの1月から3月の間Y combinatorで修業したスタートアップ3人組AnyPerkについての話だ。前編はY combinatorに採択されるまでの話だったが、後編は実際にY combinatorで過ごした時間となっている。そして日本人だからこそ生まれたAnyPerkの意外な誕生秘話が明かされる。

「いいかい。これからの12週間で君らがやれることはたった2つだ。1つはコードを書くこと。そしてもう1つはユーザーと話すことだ。それ以外はやってはいけない。」

Y Combinator(以下、YC)の投資プログラムに採択された全員がPaul Grahamに最初に言い渡されるのがこのお達しだ。2012年1月に日本から採択された当時miepleを開発していた福山太郎、Sunny Tsang、高橋篤博もこの洗礼を受けることになる。これからの12週間、YCのメンタリングを受ける身としてやっていいのはこの2つだけで、ネットワーキングのイベントに出向くのも、採用活動も、資金調達もデモデーまでは許されない。要は12週の間は3人だけでとにかく集中してプロダクトを作れということだ。

by Josh Constine on 2012年5月25日

Facebookのサービス変更に対するユーザーの反応を知ることは、サイトの正しい方向付けに不可欠だ。そこで今日(米国時間5/24)同社は、デザイン調査会社、Bolt | Peters の一部 ― 具体的にはトッブのCEO Nate Boltおよび全6名のうち何人かの従業員 ― の人材買収契約を完了した。移籍者の受け入れ先はKate Aronowitz率いるFacebookのデザインチームだ。

Bolt | Petersは十年前に設立され、同社のツールEthnioを使ってウェブサイトに実際の訪問者を誘導し、その利用状況をリモート監視することを専門にしている。同社は6月22日に閉鎖され、Ethnioリアルタイム調査サービスはすでに独立している。

by ゲスト ライター on 2012年5月25日

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GoogleのProject Glassを紹介した動画を見た人もいるだろう。ユーザーの視野にオプションが表示され、スマートフォンを手に持たなくてもいろんなことができるサービスだ。地図で道をたしかめたり、メッセージを送受信したり、電話を掛けたりすることができる。タスクも確認できるし、自分が見ているものを映像でシェアすることだって可能だ。

すばらしいアイデアだ。テクノロジーが好きな人にはとてつもなく魅力的なアイデアだろう。だが、実際に製品が出るまでには何年もかかるにちがいない。

by John Biggs on 2012年5月25日

Appleは「有名人Siriを使う」シリーズのCMを続けている。今度は有名人ジョン・マルコビッチを連れてきて、旧世界の厭世観の気配を少々加えた。早い話が、携帯電話のロックを解除せずにモーニングコールを設定する方法を延々と説明するわけだ。このCMはマルコビッチが、映画「ホステル」の汚らしい場所より上等な家とおぼしきところで、美味しい肉料理と人生の意味に思いを巡らす。

こういうセレブたちが登場する意味が私にはよくわからないが、結局はブランド認知に有効なのだろう。Siriはギーク向けではない ― かつてBlackBerryを愛したような人たちのものだ。Siriはそれなりの安心と、経営幹部を魅了するそれなりの技術、そして有名スーパースターを暗示させる。要するに、決して言い返さず、決して昇給を要求せず、決して愚痴を言うなと要求しない、かわいい秘書だ。
〈ジャンプ後に動画あり〉