Carbonite

Carbonite、オンライン・バックアップのソリューション

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TechCrunchでオンライン・ストレージを追跡するようになってから1年近くになるが、それにはわけがある。PCが僕たちのデジタルライフの中心になるにつれて、メールや写真、ビデオ、音楽などのバック アップの必要性がどんどん高まってきている。フォルダー共有やUSBハードディクスも問題解決のやり方ではあるけれども、 ユーザーにとっていちばん必要なのは、定期的にハードディクスごとネット上にバックアップしてくれるひたすら簡単なサービスだろう。

Boston拠点のCarboniteは、僕たちがこれまで見てきた中では最も完璧に近い。インストールは簡単で、ユーザーはディスク全体をバックアップするか、一部だけにするかを選ぶ。するとCarboniteが バックアップを始めて、ブロードバンドを通じて、1日に2GBずつ、終るまでアップロードし続ける。ファイルは暗号化されていて、ファイル容量には制限はない。PC上でファイルを削除した時は、気が変わった時に備えてCarboniteでは30日保管される。Carboniteはファイルをモニターしてい て、変更されるとすぐにバックアップされる。

何か問題があって、フォーマットしたディスクや新しいPCにデータを戻さなくてはいけない時は、Carboniteが1日に15GB以内づつ、システムが復旧するまでダウンロードする。

Carboniteによれば、PCの8台には1台は何らかのデータ損失があるそうだ。一番の原因はユーザーのミスだが、クラッシュや火事、浸水、 ウィルスなどが原因のこともある。30日間の猶予のおかげでユーザーミスの問題は解決されるし、インターネット上に保管されているから、火事、洪水、盗難 の心配もない(USBディスクやネットワークドライブでは問題)。

Carboniteには、15日間の無料お試し期間(クレジットカードも不要)がある。 料金は1年か2年分の前払い割引きで月額5ドル。

次によさそうなのがMozyで、こちらは容量に60GBの上限があって、料金は月額 30GBで5ドル、60GBなら10ドル。Carboniteに容量制限がないことは、Mozyと比べて大きな魅力だ。

マイナス面? Windowsでしか使えないこと(Mozyもだが)。Macユーザーは今のところはアンラッキー。

Googleが自社のオンライン・ストレージのソリューションであるPlatypusで同じ路線を狙っていることは間違いない。Microsoft Live Driveに ついては、詳細はあまり明かされていないが、面白いものがでてくることは期待できる。この種のサービスにとっての究極の夢は、PCに内蔵されていてユー ザーが箱から出した時、すぐに利用してもらえることだろう。DellやHPなどにとっては自然な収入源になるから、自社で開発するか、Carboniteのよ うな会社と手を組むかするのだろう。

Carboniteはベンチャーキャピタルから700万ドルの出資を受けている。2006年5月まで写真用のストレージにフォーカスしていたが、5月に現在のサービスをスタートした。

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