速報! GoogleがYouTubeを買収

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FoxはGoogle/YouTube契約の一因か

たった今入ったニュースだが提携が成立した。買収額$1.65B(16億5,000万ドル)はGoogle創業以来最大のビッグディールとなるが、これは全て株式譲渡で行う。両企業とも役員会で承認を得ており、今四半期中に取引完了となる見込み。YouTubeの社員65人は同社の現本社(San Bruno サンブルーノ)でこれまで通り業務を行う。

交渉では、最後の最後の瞬間までYahooが買収価格吊り上げ交渉で食いついたことも明らかになった。

Googleは本契約に関し議論されるカンファレンスコールとウェブキャストをホスティングしている。たった今始まったばかり(米国時間14:00頃)。ライブでの聴取はhttp://investor.google.com/webcast.html。ライブを見逃したものは、米国時間10/16月曜日の夜中12時までにはこのコールのリプレーが公開される予定なのでそちらをチェック。国内からのは888-203-1112、そしてインターナショナルでは719-457-0820。リプレーの確認コードは2260624。

本件はから始まりものすごいスピードで現実となった。

コンファレンスコール要点メモ:

コールに出てるのはEric Schmidt(Google社CEO)とChad Hurley(YouTube社CEO)、 David Drummond (Google社主席法律顧問) その他の面々。

まずEricが登場するなりコンテンツ提携のアナウンス。YouTubeファウンダーの Chad HurleyとSteven Chenは[Googleのファウンダーである]LarryとSergeyのことを思い出す、とEric。

Chadの番。何故Googleからの買収を受け入れたか、その理由を語る。Googleの広告プラットフォームがYouTubeにピッタリ統合できる点が決め手だった、カルチャーもものすごく似ている、という。

Steven Chenの番。YouTubeの“画期的技術”がGoogleのプラットフォームに完璧に マッチすると語る。

Sergeyが出てきた。“Googleの使命は、世界中の情報をオーガナイズすることだ… 動画は世界の情報の大事な部分だ”という。Google の一番の強みは検索と広告だ、と語る。

質疑応答が始まった。私もリクエストに並んでみた。Fox/Myspaceのことを、ちょっと聞いてみたいんだ。

トップバッターはMorgan StanleyのMary Meekerだ。YouTubeのコンテンツのこと、それがどうGoogleに統合されるのか。そこから、どう儲けるのか。

JP Morganの番。なんでまた全株式譲渡なのか、Googleには自社独自の動画サイ トがあるのになんでYouTubeを買うのか、その理由を尋ねている。

David DrummondはYouTubeの株主たちに税金がかからないよう株式取引にした、と答えた。

Ericは、YouTubeのポジションと製品は非常にユニーク、Googleはその点を非常に高く評価した、と語った。

YouTubeの著作権コンテンツの自動認識を行う新技術に質問が移った。

「プレロール広告(pre-roll ads)」[ビデオクリップ再生前に挿入される広告]について。これは明確な回答がない。あらゆるオプションを考慮する、というだけだ。

コンテンツ・プロバイダーへの収益分配と、どう会社の価値を算出したのか、について。これも回答なし。「財務面の取引の詳細は話せない」。パートナー各社にとっても非常に良い提携だ、とEric。買収価格は「非常にフェア」なラインに落ち着いた、とDavid Drummond。

著作兼問題に質問が集中している。

ABC NewsはGoogleとYouTubeの二社間の統合について質問。Steven Chenは、統合すべきポイントをリストに洗い出している最中で、作業が終わるのは数週間後だ と語る。

検索との統合はとても重要だ、とSergey。これについてはいろいろ実験を行う、という。Google Videoは潰さない、とEric。

YouTubeの競り落とし戦争について。回答なし。

「YouTubeは(買収には応じないで)独立した企業で残る」とChadが今夏宣言した点に質問が及ぶ。提携後もお互いのためにも独立したまま残るとChad。ほかに答えようがないだろう。

まあ、そんなところだね。この手のコールはいつもこんなもんだ。結局、私に質問の出番はなかった。:-)

YouTube、提携おめでとう。最初にYouTube のこと書いた のは2005年8月だった(出先のスタバから書いたっけ)。そして、Chad Hurleyに会ったのは一番最初のTechCrunch パーティーだった。

[原文へ]

“速報! GoogleがYouTubeを買収” への16件のフィードバック

  1. […] TechCrunchの速報を見て、予てから噂のあった買収の件で本当に買収してました。YouTubeが閉鎖されてしまうとあ噂もあったり、なかなか安定した感じではないけれど、テレビに変わるネットならではの映像配信でユーザとの距離は縮まった気がします。 […]

  2. Future is mild より:

    GoogleがYouTubeを買収…

    GoogleによるYouTube買収から一晩たったわけですが、昨日は多くのブログがこの件について大騒ぎでした。

    TechCrunch Japanese アーカイブ 》 速報! GoogleがYouTubeを買収

    たった今入ったニ…

  3. Google×YouTube…

    Google > Press Center > [Google To Acquire YouTube for $1.65 Billion in Stock]
    MOUNTAIN VIEW, Calif., October 9, 2006 – Google Inc. (NASDAQ: GOOG) announced today that it has agreed to acquire YouTube, the consumer media company for people to watch a…

  4. […] 時期はちょうど良い。コンシューマの要求は現に存在するし、全米キー局もその方向に動く用意があるようだ。Apple は 220 のテレビ番組をiTunesで販売する権利を得た。YouTubeの市場価格はGoogleによって$1.65B (16億5000万ドル)と評価され、ウェブ上で単純に番組の断片を流すことの価値が示された。 大手放送局はインターネットを利用した新しい配信形態を試みる用意があることを示している。もし Niklas と Janus が全米キー局から番組配信権を首尾よく獲得することができれば、その結果、今度こそ私がケーブルテレビの契約をきっぱりとキャンセルできるような[そのぐらい影響の大きい]サービスが生まれるかもしれない。 […]

  5. […] 近ごろのニュースによれば、YouTubeの著作権侵害の温床タダ乗りもそろそろ終焉を迎えているようだ。すでに、日本のメディア・クリップ3万本や、Comedy Centralの番組クリップを削除する「要望」に応じている。これは噂ではあるが、テレビ番組のマーケティング部門が匿名でコンテンツをアップロードしてYouTubeでの露出を稼ぐ一方で、その同じコンテンツに対して法務部門が削除通知を発行したこともあるとか。今ではテレビのコンツンツをオンラインネットワークに流すことの価値($1.65B[16億5000万ドル])は誰でも知っているから、著作権者たちも一度立ち止まってどのようにして[その価値あるメディアからの]分け前に預ることを考えはじめているところだ。 […]

  6. […] YouTube によって、オンラインでユーザーにテレビの動画クリップを配信するサービスに値段がついた。 人気テレビ番組の大部分は今や合法的に iTunesからダウンロードできる。Appleから近く発表されるデバイスiTVはユーザーが普通のテレビでこういう番組が視聴できるようにする。大量のスタートアップがオンラインテレビ市場で新たなニッチを勝ち取ろうと殺到中だ。すべての大手ネットワーク局自身もオンラインサービスを始めている。 オンラインTVガイド市場でさえホットで、投資が流れ込んでいる。 […]

  7. […] 先日$1.65B(16億5000万ドル)でGoogleに買収されたYouTubeを若いスタートアップとは言いにくい。2ヵ月前に 警告状を送りつけられたばかりではあるが、今でも私たちはYouTube中毒に変わりはない。 消防車!にバナナ! 人間ってすばらしい。以前のYouTubeの記事はここ。 […]

  8. […] MySpaceに乗っかったビジネスは、いまや証明済みのビジネスモデルであるともいえ、MySpaceの寄生虫の中でも力のあるところは(実際の収益モデルはないのだが)多額の資金を集め始めている。 […]

  9. […] インターネットテレビとソーシャルネットワークに関する戦略について、NBCが市場に向けてどんなシグナルを送るか、私は注意深く見守ってきた。ほとんどのライバルはすでに陣取りを始めている。FoxはMySpaceだし、CBSはYouTubeと親密な関係に入り、ViacomはTagworldと提携するらしい、等々。NBC以外の各社は、少なくとも実験的に、オンラインテレビについてもさまざまな取り組みをしている。NBCはヘッドライトに照らされた鹿みたいに立ちすくんで動きがとれないように見える。Tribeの買収に動いたが、ぎりぎりで手を引いた。副社長の一人がブログで「NBCは出遅れている」と認め、今後の戦略について書いたが、すぐに記事は削除された。NBCの幹部はいつも集まっては出遅れを認め、何か対策を打ち出さなくてはと叫びあっているのだろうと想像される。 そういったわけで、昨日(米国時間1/16)、NBCがNetflixと緊密に連携して新しいストリーミングによるテレビと映画の配信サービスを開始するというニュースには驚いた。少なくとも実験には取り掛かったわけだ。しかし、Netflixについてのニューヨークタイムズの記事で引用された(別の)副社長の次のような発言に、NBCのこの問題に関する態度が典型的に表されている。NBC Universalのケーブル配信を担当するFrances Manfredi上級副社長は、「NBCはビデオコンテンツを、ユーザーが望む場所に、望む時間に、望む方法で提供したいと考えている。しかし、ケーブルとシンジケーションという従来の方法によるコンテンツ配給がわれわれの本来の主要なビジネスであり、特に収益に関してはそうだ」と述べた。はっきり言って問題は結局ここに煮詰まってくる― 「Manfredi、インターネットとやらで何をやってもかまわんが、おれたちの金を生んでくれる仕組みに触るなよ。」これが長年慣れ親しんできた収入源という既得権を持つ会社が「本来のビジネス」を失うことを恐れて変革を起こせず麻痺してしまう原因なのだ。その間に、すばしこいスタートアップがやってきて、おいしいところを持って行き、最後には$1.65B(16億5千万ドル)で売れてしまう。NBCが真剣に考えるなら、オンラインテレビで実験以上のものをしなければならないことが分かるはずだ。将来DVD通販レンタルモデルが死に絶える可能性に備えてNetflixが打ち出してきたような、広汎かつ野心的なプロジェクトが必要なのだ。Netflixは明日の世界を勝ち取るため、この巧妙かつ大規模な計画に営業収益の大半を賭けている。NBCだけをやっつけようというのではない。他にも同様の例がたくさんある。たとえば、これがYahooとMicrosoftがGmailなみに優れたメールサービスを提供できないでいる理由だ。この両社の場合、余分のストレージ容量だとかPOPアクセスだとかの付加機能に対して料金を払ってくれるたくさんのユーザーを抱えている。Gmailなみに優れた〔無料の〕サービスを提供するためには、これらの収入を諦めねばならない。単に市場占有率を高めるだけのために、現在すでにある収入源を潰して無料サービスで置き換えるようトップを説得するにはよほど大胆な幹部が必要だ。スタートアップにとってはこれこそ掴まなければいけないチャンスなのだ。例えば、これがJingleが既得権に縛られた411市場に食い込めた理由である。他にも無数の同様なチャンスがある。既得権ビジネスを探せ。既存の企業が麻痺したまま動けずにいる間に、おいしいとこをさらってしまえ。[原文へ] […]

  10. […] 今のところMySpaceからは、何故こんなことが起きたかについての正確なコメントを求めたことに対する返答はない。しかし、今やインターネット最大のサイトであるMySpaceの肩に乗り、YouTubeのような成功を夢みてビジネスをしている無数のスタートアップの幹部たちは、 間違いなく話しあっているだろう。もちろんオフレコで。誰もが口にするのは「MySpaceに目をつけられたくない」。 […]

  11. […] Photobucketがこの記事にコメントすることはないと思うが、私たちのソースによると、この価格での買収にかなり興味を持っているところが何社かあるという。収益の伸びと、同分野での別の買収契約のことも考えると、安い買い物かもしれない。 […]

  12. […] YouTubeが2005年に発足し、1年後に$1.65B(16億5000万ドル)でGoogleに買収されてからの発展はめざましいものがある。YouTubeは今日((米国時間12/2)、クラシック音楽のさまざまな組織・演奏家と共同でコンテストを行うYouTube Symphony Orchestraプロジェクトを発表した。これはすばらしいと思う。今日から2009年1月28日まで、YouTubeは音楽家から2種類のビデオを募集する。一つはTan Dunがこのプロジェクトのために書いたオリジナル曲を自由に解釈した演奏。もう一つは演奏家の技術的、音楽的レベルを確認するためのデモビデオだ。ロンドン交響楽団、ベルリン・フィルハーモニック、サンフランシスコ交響楽団、ホンコン・フィルハーモニック、シドニー交響楽団、ニューヨーク・フィルハーモニックを始め世界の有力オーケストラの専門家が一次予選を審査する。YouTubeのユーザー・コミュニティーももちろん参加する。一次予選通過者に対して、2009年2月14日から2月22まで、ユーザーが投票を行う。2009年4月にYouTubeはカーネギーホールで3日間にわたり「クラシック音楽サミット」を共催する。参加するのはYouTubeコンテストの最終予選通過者とクラシック音楽界のスターだ。サンフランシスコ交響楽団の音楽監督、Michael Tilson Thomasが指揮をする。私が特に期待しているのは、イベントの後で公開されることになっている印象に残った参加アーティストの演奏を一つにマッシュアップしたビデオだ。クラシック音楽と現代のテクノロジーを密接に融合させるイベントとして、これまでにない有意義な試みになると思う。優秀な音楽家の演奏を世界中の膨大なYouTubeユーザーに聞いてもらえる貴重な機会にもなるだろう。カーネギーホールの芸術総監督のClive Gillinsonは次のように述べている。あらゆる年齢、国籍、専門の音楽家に対して、YouTube Symphony Orchestraプログラムはすばらしいチャンスを提供します。世界でもっとも有名な舞台―カーネギーホール―で演奏するだけでなく、世界でもっとも多くの聴衆を擁する舞台―YouTube―でも演奏できるのです。 CrunchBase InformationYouTubeInformation provided by CrunchBaseCrunchBase InformationGoogleInformation provided by CrunchBase[原文へ](翻訳:Namekawa, U) ShowListings(“arc3”); ShowListings(“arc2”); AddClipsUrl = ‘http://jp.techcrunch.com/archives/20081202youtube-goes-classic-with-global-collaborative-symphony-program/’; AddClipsTitle = ‘YouTubeが世界のクラシック演奏家をカーネギーホールに招待する’; AddClipsId = ‘2CBE02C952CFE’; AddClipsBcolor=’#78BE44′; AddClipsNcolor=’#D1E9C0′; AddClipsTcolor=’#666666′; AddClipsType=’1′; AddClipsVerticalAlign=’middle’; 前の投稿へ トラックバック […]

  13. […] Google Videoは数か月後にアップロードができなくなるが、既存のコンテンツを見ることはできる。Googleが2006年にYouTubeを買収してからあしかけ4年、GVの葬式までに時間がかかりすぎたね。 […]

  14. […] 今月の初めにCNETが報道したところによると、GoogleのCEO Eric Schmidtは、2006年にYouTubeを($1.65B(16億5000万ドル))で買ったときに、10億ドルのプレミアムを支払ったことを公式に認めた。急速に成長しているサイトなので、買収後の収益化も早い、と判断したのだろう。現状を見るかぎり、Schmidtが期待した状態にいよいよ近づいている。ここまで、3年かかったわけだけど。 CrunchBase Information YouTube Google Information provided by CrunchBase […]

  15. […] しかしウェブ・アプリにはひとつ大きな問題が残っている。ユーザーにどうやってウェブ・アプリの優位を周知するかという問題だ。YouTubeによればモバイル機器向けのビデオのストリーミング数は昨年中に160%増加したという。現在YouTubeはモバイル向けに毎日1億回ストリーミングを行っている(これは2006年にYouTubeがGoogleに買収された時点での全ストリーミング数とほぼ同じだ)。私の見るところ、 モバイル版のストリーミングの大部分、特にiPhone、 iPod Touchからの視聴のほとんどはネーティブ・アプリを通じたものだ。こられのユーザーにとってはYouTubeとは携帯に始めからついてきたネーティブ・アプリそのもので、ブラウザからアクセスできることすら知らないだろう。Doronichevは「ネーティブ・アプリに比べてウェブ・アプリが進歩を続ければ(ことにウェブ・アプリだけで見られるコンテンツが増えていけば)ユーザーはウェブ・アプリを利用するようになる」と楽観的な見通しを述べた。しかし大掛かりなキャンペーンを行わないかぎりYouTubeユーザーの視聴方法に大きな変化を起こすことは難しいのではないかと思う。 […]

  16. […] GoogleがGrouponを買収するという噂は、消えるどころかますます熱くなっている。最初の噂では$2.5B(25億ドル)だったが、それはあまりにも安い。今では$5-6B(50-60億ドル)という、ありそうな噂価額だ。いずれにしてもそれは、成立したらGoogleのこれまでで最大の買収になる(今現在の最大はDoubleClickの$3.1B(31億ドル)、YouTubeは$1.65B(16億5000万ドル)だったから、それほど大きくない)。 […]

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