Google、YouTube更なる(買収契約とは別個の)契約にサイン。NYT(ニューヨークタイムズ)、買収発表は今晩か、と報じる。

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GoogleTube、今週中にも発表か?

アップデート「GoogleとYouTubeは本日(米国時間10/9)、個別に取締役会を開催、両社間の契約内容を承認、株式取り引きの終了後、買収についての発表を行うこともあり得るのでは」と、交渉関係者からの情報としてNYTimesは報じている

今朝、これまでの発表にはまだ買収発表は含まれていない。しかし、Google、YouTubeそれにコンテンツ・パブリシャー大手間での複数のコンテンツ契約が新たに明かにされた。Warner MusicとSony BMGは、ミュージックビデオや多様な付加価値情報を含むコンテンツ(例えばアーティストのインタビューなど)をGoogleが再生できるようにする。Financial Timesによれば、Googleはまた次のように述べたという。「ユーザーが制作し、Google Videoにアップロードする動画中に特定のあるコンテンツを組み込むことを可能にするテクノロジーを開発するだろう」 これは、先月のYouTubeとWarnerの提携合意の際に、大きく取り上げられたYouTubeの著作権を探知する技術にとてもよく似ている。Financial Timesによれば、広告掲載ありの(広告から収入源を確保する)無料コンテンツ、それにダウンロード用に価格設定された1.99ドルの有料コンテンツも同様に提供される模様だと述べている。今朝現在までの時点で、Google Videoホームページには、Madonna、Justin Timberlake、Panic! At the Disco、John Mayer や Green Dayなどのアーティストの無料ビデオが公開されている。今すぐ、一斉にサイトに殺到しないようにしてほしいとお願いしておこう。

その一方で、YouTubeはCBS、Vivendi傘下Universal Music GroupそれにSony BMGとの 契約を今朝発表。CBSは自社ブランドチャネルをYouTubeに投入。Survivorからのビデオクリップ、放映予定(番組)のプレビュー、その他のコンテンツを公開予定。Vivendi UniversalとSony BMGは、先月結ばれたWarnerとの契約とほぼ同一内容(特集コンテンツ、それに著作権を自動的に探知するテクノロジーを背景にユーザーによるコンテンツ再利用を許可する)の契約を、今日Googleと締結、発表したことになる。

これらは、いったい何を意味するのだろうか? 偶然にもYouTube買収の可能性、両社の技術について議論されているのと時期を同じくしてGoogleの著作権コンテンツ探知技術についても発表されたということだろうか。それだけでも、火に油をそそぐようなものだ。これは、ある意味、技術獲得であって、単にユーザーコミュニティ獲得を目的にしたものではないのでは、と昨晩考えてみた。それに、Googleが独自の著作権探知技術を開発したということもあり得る。同様の技術を自社開発したスタートアップ企業Gubaが、7月に技術発表した際に僕たちは記事に取り上げた。

この買収話について何といわれようと、YouTubeとYouTube-Warner間の契約発表はこれから起こりえることの重要な先駆者となる兆しといえるだろう。

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