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Media Temple、共有ホスティングサービスを圧倒

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Media Templeは、主要な新ホスティング・サービス「Grid Server」を今朝(米国時間10/17)スタートした。価格面(月額20ドル)ではローエンドの共有ホスティングサービスながら、サイトの拡張に合わせて増大でき、短期間の急激なトラフィックの増加にもサービスパフォーマンスに障害を与えることなく対応、それに共有ホスティングサービスにありがちな「悪しき隣人」の存在も防ぐ、という。20ドルの基本パックサービスには、ストレージ容量100 GB、バンド幅1 TB、それに最大100までの個別のサイトが含まれる。

Grid Serverチームと昨日話してきた。話の内容はポッドキャストとしてTalkCrunch上で公開している。

Media TempleのGrid-Serverは、これまでの旧式な共有サーバーテクノロジーに取って代わる全く新しいホスティングプラットフォーム。何百というサーバーを連携させて利用することで、(成功を阻む)バリケードのような主立った障害から小さなひとつひとつの障害に至るまでを排除し、ユーザーのサイト、アプリそれにメールまでをうまく機能させる。Grid-Serverのオンデマンドのスケーラビリティは、極度のトラフィック増加に(つまりオンラインでの成功を意味するビジターの増加に)ユーザーが常時準備できていることを約束する。最新のAccountCenterによってコントロールされているこれらの機能は、他のどの競合サービスも対抗できない価格設定で本日より提供される。

サイトは単一(専用、共有またはバーチャル)マシン上でホストされない。そのかわりに、数百というクラスターサーバーによって管理され、Media Templeは各サイトの健康状態と同様、グリッド全体についてもモニターする。サイトのトラフィックが激増した際にも、パフォーマンスは影響を受けず、サイトのオーナーはバンド幅とCPU利用の超過分を課金されるだけだ。もし、グリッドがストレスを受け始めたら、Media Templeはただ単に更なるマシンを追加するという仕組み。

超過料金体系は本記事を書いている時点ではまだサイトに掲載されていない(そして、超過料金体系というのはもちろん重要なことだ)。もっとも、同社の基本パック料金のスペックは、月額200ドルのローエンド専用サーバーホスティングとくらべても全くひけを取らない。

また、Grid Serverは初心者にも出来るだけ簡単にホスティングを設定、メンテナンス可能なように多数の機能を追加した。Wordpress、Drupal、Gallery、ZenCartそれにその他のアプリをワンクリックで設定できる。

Mosso (Rackspaceの一部) はMedia TempleのGrid Serverと類似サービスを提供する既存の競合。しかし、Mossoは月額100ドルと約5倍の値段からという価格設定。Mossoの基本パックサービスはストレージはわずかに少なめ、それにGrid Serverの2倍のバンド幅を提供する。

Grid ServerはAmazonの新EC2ユーティリティコンピューティングサービスと比較され、私たちはポッドキャスト中でその点についても話し合った。Media Templeチームは、EC2のバーチャルサーバーの設定値が永続的に保持されるようデザインされていない点やカスタマーサービスの欠落、それにGrid Serverのトラフィック急増時の自動対応機能について素早く指摘した。

ディスクロージャーとして報告しておくが、私たちはMedia Templeを使用するホスティングの一部として利用している(私たちはそこにいくつか専用サーバーを持っている)。率直なところ、Grid Serverは私たちにとってより良い選択であろう。というのも、利用の有無に関わらず料金を支払うことで、トラフィック急増の際に対応するため大量の予備容量が用意されているから。

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