Google、“Website Optimizer”をローンチ

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Microsoft と Yahoo は対Google巻き返し準備中

GoogleはAdWords広告主に対し間もなく新ツールを提供し始めるだろう。新ツールは、サイト訪問者から最も効果的なコンバージョンをもたらすページレイアウトを見つける為に、様々なページレイアウトを試すことができるというもの。Google Analytics Senior ManagerのBrett Crosbyが「Google Website Optimizer」と呼ばれるこのツールを、Washington D.C.で開催中のeMetricsサミットで発表した。ウェブサイトのトラフィックを “heatmap(ヒートマップ)” で示すCrazyEggClickDensity、それにGoogle Analyticsのヒートマップ(ウェブページ上、どの部分がビジターからの注目を集めたかをビジュアル化にして表示するもの)を興味深く思う人たちにとって、同サービスは(類似サービスの)次世代ツールといえよう。GoogleのWebsite Optimizerがユーザビリティにおいて も高得点をあげられたら、中小規模のウェブサイトパブリシャー達の間で大ヒットになると思う。

サイトパブリシャーにはランディングページ組み込み用のコード、タグ付けレイアウトパーツ、それにOptimizerによるトラッキングのためのコンテンツが提供される。サイトパブリシャーはこれらのツールにより、AdWordsプロモーションからサイトを訪れたビジターに対し、複数バージョンが用意されたランディングページをランダムに表示することができる。ビジター達は異なるバージョンのページに反応し、パブリシャーは各バージョンとページセクションごとに分類されたビジターアクティビティの詳細レポートを受け取る。それにより、ビジターにとって最も重要なセクションやコンバージョンを最適化できたページ(レイアウト)のバージョンを知ることができ、これらのデータを元にレイアウトを変更できる。

最も効果的なレイアウトとデザインをいったん突き止めたら、実験をストップ。AdWordsからのビジター全員に対して最も効果的なページを表示可能だ。Website Optimizerコードがサイト中にある限り、新たに実験を開始することはいつでもできる。

Yahoo!はコードネームPanamaという次世代向け広告プラットフォームを昨日(米国時間10/17)初リリース、AdWordsモデルにちょうど追いつこうとしていたところ。今夏、MicrosoftのAd Centerは徐々に類似の広告プラットフォームに広告主を招き始めた。Googleの今日(米国時間10/18)発表されたサービスはAdWordsがイノベーション部門(innovation department)でリードを保つための一助となるかもしれない。Yahoo!、Microsoftが更なる値下げ、より良いカスタマーサービス、クリック詐欺の対策などで、AdWordsから市場シェアを獲得するための余地は充分あるとここしばらくの間思ってきた。それらが依然として事実である一方、WebSite Optimizerが宣伝通りに機能するとしたら、小規模サイトのパブリシャーにとってとても魅力的なサービスだと思う。より良いコンバージョン率は関係者全員にとって良いニュースだし、その実現に向けてこれはとてもロジカルな方法だと思う。

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