CBS、YouTubeに大興奮

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CBS が番組を YouTube で合法的に視聴できるよう提携を発表してから 1ヶ月と少し経ったところで、CBS Interactive の社長、Quincy Smith はわれを忘れんばかりの勢いで新しいパートナー、YouTubeを賞賛している。今日(米国時間11/22)のプレスリリースで、YouTubeはCBS の番組は10月18日以来、2920万回、一日平均85万7000回視聴されていると発表した。番組クリップのサンプルはここに

プレスリリースでSmith はこう述べている。

「良いニュースがいろいろあるが、なんといってもエキサイティングなニュースは、今までになくCBSが視聴者について詳しい情報を得られたことだ。 YouTube のユーザーは明らかにCBS の番組を楽しんでいる。これはビデオ視聴回数の巨大な数字だけでも証拠だてられる。YouTubeに掲載されたプロフェッショナルに制作されたコンテンツ は、既存メディア事業者と新しい視聴者グループの間に対話を生み出した。これは将来の多数のエキサイティングなプロジェクト開発の先駆けとなる転機だと確 信する。わわれれは引き続き壁ではなく橋を建設していくつもりだ。」とCBS Interactive社長、Quincy Smithは語っている。

[YouTube、CBSの]両社はYouTube との提携を多くのCBSのテレビ番組の視聴率が向上したことと関係づけている。

CBSの深夜番組では特に視聴率の向上が著しくみられた。YouTubeへの配信が開始されてから“Late Show with David Letterman” は20万人 (+5%) の新たな視聴者を得た。一方“The Late Late Show with Craig Ferguson” は10万人(+7%)のアップとなった。YouTube で人気を得たことが必ずしもこれらの視聴率アップの唯一の原因ではないが、両社はYouTubeによって新しい視聴者の相当部分が獲得されたと信じてい る。

統計数字は好調である。(YouTubeのトータル視聴の1%を占めている)。もしCBS が提携と視聴率の数字に関連があると信じているなら、YouTubeの将来にとって明るい材料なのは間違いない。たぶん近くDaily Show もYouTubeに配信されるようになるのではないか。

いずれにしても、最近のこれらプレスリリースや訴訟は、現在水面下で進行中の巨大な闘争におけるチェスの駒であるのは確かだ。コンテンツの所有者は 非オンラインのテレビが死に絶える前に、何をどうすればいいのか頭をひねっている。これに対してYouTubeは「分割して統治せよ」の戦略を実行してい る。

漏れ聞いたところでは、まだオンライン配信に踏み切らずにいるコンテンツ所有者グループは、共同でYouTubeクローンを設立、自分たちのコンテ ンツをラインセンスしようと試みているらしい (そうすれば広告収入を100% 確保できる)。その後、YouTubeを相手に巨額の[損害賠償]訴訟を起こすという手はずなのだろう。しかし内輪もめと全般的なマヒ状態のせいで議論は 中断されたままのようだ。

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