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しつこく流れている噂がある―全米ネットワークテレビ局が共同でYouTubeに対抗するオンラインビデオサービスを立ち上げようとしている、というのだ。

最初にこれを聞いたのはGoogleがYoutubeを買収したニュースが飛び込んできたときだった。ここ (最後の段落)でちょっと触れている。今日(米国時間12/8)、Metacafeが買収されるかもしれない件を探っていたところ、再度この噂に出くわした。

聞いた噂というのはこうだ。いくつかのネットワークテレビ局がYouTube/Googleの買収劇の数ヶ月前から、YouTubeの対抗馬となる サービスを共同で設立しようと真剣に議論してきた。使用される技術は普通に考えられるとおりのもので、たぶんAdobeのFlashベースとなる。テレビ局はこの新しいサービスにオンラインでコンテンツを配信するライセンスを与え、ユーザーは合法的にテレビ番組を完全なかたちで見ることができる。このサー ビスの設立と同時にネットワーク局は共同でYoutube/Googleに対し大規模な著作権侵害差し止めの訴訟を起こし、YouTubeからコンテンツを削除させる。

一般ユーザーはテレビ番組をオンラインで見ようとすれば、この新しいサービスを使うしかないことになる。

しかし計画は停滞しているらしい。第1に、GoogleはYouTubeにテレビ番組を載せておくためにネットワーク局に相当額の支払いをもちかけている。第2に、新しいサービスでの広告収入をどのように分配するのかという難しい問題で議論が長引いている。聞いたところでは、Viacomと Disneyはこの計画からすでに完全に離脱、Fox、NBC、CBSが依然として計画をまとめようと努力しているらしい。

CBSは最近、YouTubeでのプロモーションがインターネットの外の番組視聴率を上昇させたと大仰に発表したばかりだということを考えると、CBSがまだこの計画に加わっているというのは驚きだ。しかし、たぶんCBS Interactiveの社長、Quincy Smithと最近雇われた元YahooのMichael Marquezは二股をかけているのだろう。

インサイダーの間ではこの計画が実現するかどうかは五分五分と見られている。また、もし計画が実行されるなら、手っ取り早くことを進めるために、既存のサービスを買収するだろうとの見方が一般的だ。その場合、いちばんありそうな買収の候補はどこか? 皆がMetacafeの名をささやき続けている。

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