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TechCrunch20カンファレンス開催のお知らせ

うれしい知らせがある。われわれTechCrunchとJason Calacanisの共催でこのたび、「TechCrunch20」という新規カンファレンスを立ち上げることになった。

Calacanisサイドではもうこの件について今日(米国時間1/31)早く発表を出している

イベント形式は単純で、延べ2日間の会期中、今もっともホットな新規スタートアップ20社が自社製品とサービスの発表およびデモを行うのだが、企業は参加に当たってこちらにビタ一文、費用は払わなくていいという趣向だ。

今はテクノロジー分野でカンファレンスと言うと参加者の前でスタートアップ企業が自社製品のセールスピッチとデモを行うのが通例だが、ほぼ毎度とんでもない費用を払わされているのが実情。どれぐらいの額かというと大体数千ドルから、ひどいときは数万ドルという高額な参加費用がかかる。

ちょうどDEMOの会場から書いているのだが、このDEMOなんかいい例だろう。カンファレンスは有料で参加したスタートアップ企業のデモで丸々成り立っている。しかも参加企業の多いこと多いこと、全部で60社だ。とても消化しきれない。そしてこれはもうみなさんよくご存知のことだけど、1万5千ドル以上まで積めば自分のスタートアップが出展を拒否されることは、よっぽどのヘマでもしない限り、まずない。

DEMOのようなカンファレンスは主催側から見たら恐ろしく金になるイベントだが、スタートアップ企業や参加者にとっては人脈広げる良い機会だという以外、特にこれと言って得るものはないだろう。新会社があまりにも多いと報道機関も公平に全部の会社を記事で紹介するのは無理だ。参加者だって営業ピッチ、ピッチの海で、しまいにはアレもコレも一緒くたになってしまう。

カンファレンス参加企業のレベルも金銭的利益と対立が深刻だ。要するにイベントの経済事情がすべてに優先するようになると、どうしてもスタートアップの一定数はある程度参加料を払ってくれる企業で固める必要が出てくる。だから参加者も自分たちが見てるのがベストなスタートアップなのか、それともただ単に破格の参加費を喜んで出したベストな(=上客の)スタートアップに過ぎないのか、その辺の判断がつかない。こんな事情も手伝って毎回毎回しょうもない企業が数社は(というか何社も)混じってしまうのだ。

ここ2年で最もホットなスタートアップ企業(Digg、YouTube、StumbleUponほか多数)を眺めてみると、その多くは立ち上がった当初、DEMOや他のカンファレンスに参加するような金がなく、従って参加もしなかった企業だ。われわれは未来のYouTubeたちに、こうした製品・ サービス発表の場を提供したいと考えている。

TechCrunch20カンファレンスとは?

ジェイソンと私がこれから始めようとしていることは、「金払ってデモる」これまでのモデルとは全く別のことだ。

このTechCrunch20カンファレンスは今秋2日間の開催を予定。詳細は追ってお伝えするが、会場ではホットなスタートアップ企業が新製品とサービスのデモを行い、しかも参加には1銭も払わなくていい。

スタートアップへの招待は、専門アナリスト、起業家、ジャーナリストからなる委員会からの推薦を基に行う。対象は20社+補欠数社。イベント開催約10日前までにローンチの体制が整わないスタートアップ企業は参加資格を失い、補欠企業がその穴を埋める。

当カンファレンスを一緒に実現するパートナーとしてジェイソン以上にふさわしい男はいまい。起業家としても成功しているし、なによりスタートアップ が主役の大型カンファレンスは過去に多数手がけた実績がある。その彼の経験と、われわれの新規スタートアップ企業へのコネクションを合わせれば鬼に金棒で はないかと期待をかけている。

TechCrunch20カンファレンスの詳細は近いうちに改めて発表したい。

【日本語版ひとこと】
DEMOはカリフォルニア州のパーム・デザートで開催中。リンク先GigaOMの試算によれば、その収益は「参加者600人×参加料平均2,250ドル+デモ参加68社×参加料18,500ドル=$2.5M(250万ドル)以上」という。

[原文へ ]

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