AOLの新しいベータ版メールはGoogleやYahooに対抗できない

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今日(米国時間3/8)、AOLにいる友人からメールが来て、「Cayman」というAOLメールのベータ版をチェックしてみるように言われた。2月末にAOLメールのブログで新機能の概要が公開されていたが、サービスがリリースされたのは先週の金曜日。新規ユーザーも既存のユーザーもbeta.webmail.aol.comでベータにサインアップできる。

Caymanがこれまでの(事実上使い物にならない)AOLウェブメール(下の画像をクリックして拡大)から実に大きなステップであることは確かだ。インターフェースは作り直され、Ajaxコンポーネントのおかげでページの再描画はかなり減少した。とはいうものの、ドラッグ&ドロップ方式のウェブメールアプリケーションが世に出たのはもう何年も前のことで、GmailやYahooの同等品と比べると最先端からはほぼ遠い。

具体的には、私たちがYahoo、Gmail、Live.comのウェブメールクライアントを比較した最近の記事にでてくるカテゴリーすべてで、AOLが事実上最下位だということ。AOLの無料ストレージ容量は2GBで、Yahooよりは多く、Live Hotmailとは同じだが、今のGmailの2.6GBより少ない。AOLはメールのタグ付けをサポートしているが、RSSやIMは統合されていないし、メールの転送や、POP/IMAPによるメールの取り込み、取り出しもできない。検索はまあまあで、私がテストした限りレスポンスと信頼性は著しく悪く、サービス停止もあった。

このプログの読者でこれをいいと思う人はいないだろう。今AOLのウェブメールを使っている人にとっては今回の改訂がうれしいことは間違いないのだろうが、これを作った開発チームがどうしてもう少しいい何かを作ろうとしなかったのが不思議でならない。

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