Davidville, inc.、Tumblrをリリース

次の記事

トップ20サイトのダウンタイム

優れたtumblelogging(ここでは、様々なメディアをミックスした、ごく短い分量のブログを指す)ネットワークTumblr、それにウェブベースのファイル流通ユーティリティサービスSenduitにまつわる話題の勢いに乗り、New Yorkに拠点を置くウェブデザイン企業Davidville, Inc.は華々しいインパクトを与える企業としての地位を確保しつつある。アクセスビリティを念頭に置き、初心者ユーザーにでも魅力あるサービスを提供。

Tumblrは、スピーディで、いくつかのメディアをミックスしたブログの一部を利用するtumbleloggingの今後を再設計しているところだ。LiveJournalとBloggerがブログに提供したのと同様の効果を、同サービスがtumblelogに与えるようにしたいと考えている。両者のちがいは、Tumblrが極端にまでシンプルかつ利用しやすいため、従来のブログに比べてユーザー獲得がはるかに簡単という点。オンラインで何か興味を引かれることを見つけたら、ユーザーはいつでも「Share on Tumblr」ブックマークレットをクリックするだけで、スニペットを直接ブログすることができる。仕上がりは、メディアの種類により、写真へのリンクとテキストそれにメンテナンスにほんの少しの手間と時間しか必要としない動画まで、と多種多様。

1ヶ月記念(ローンチは3月1日)をちょうど迎えたばかりだが、ユーザー数5万人超を記録、さらにその数は成長中。そして、サービスにまつわる「数」はここからさらに興味深いものになる。ユーザー5人ごとに付き、1時間に1エントリーがある計算になる。クリエイター達は、利用可能なメディアの一つか二つだけに利用が集中するのではないかとスタート時には懸念していたが、Tumblrはミックス・メディアのエントリーを助長。初期の予想に反して、現在写真が34%、それに僅差でその他のフォーマットのエントリーが続くという結果となった。


Tumblrはシンプルさでは他に類を見ない直観的なウェブパブリッシングソフトウェアを独自に開発。実際、私がオンラインでこれまで過ごして来た中で、これほど簡単に利用可能なパブリッシングツールに出会ったことは無い。使い方を学習するという回り道は全く必要無し。単にサインアップするだけで、エントリーを始めることができる。(同サービスを利用して)Wasteoid.netというタイトルのサイトをオープン以来、ほぼ1週間が経つ。エントリーがすぐに出来るという仕組みから得られる満足感に夢中になり、かなりの数のエントリーを仕上げた。

そのシンプルさでTumblrの位置付けは二重の意味で強みがある。これまで「ブログって一体、何だろう」と思っていたようなウェブ利用にやや疎い層からの関心にも応えられること。そして、これらの層を束ねることの意義は小さなものではない。MySpaceの成功はそれをはっきりと証明するものだ。

おそらく、より興味深い点は、同サービスがFacebookとMySpaceに代表されるようなソーシャルネットワーキングサイトとFlickr、Delicious etcなどのオンラインコミュニティサイトの間に存在する大きなギャップを埋める機能がある点だろう。ユーザーは、外部サイト(そしてその対応サイト数は現在増加中)からのフィードをTumblrを利用してアグリゲートできる。例えばWasteoidでは、Twitter、Digg、Pipesそれにその他サイトでの私のRSSアウトプットが分かるように設定している。結果的には、ステータス・アップデート、興味のあることについてのリンク、写真、テキスト、引用、会話それにその他なんでも私の暮らしと関わるという点で良く似ているさまざまな物事に関わる興味関心の意識のデジタルでの流れというものになった。

そして、これにとどまらずTumblrが取り組んでいるものはまだまだある。4月には、拡大中のコミュニティの成長を促進する機能性をリリース予定。その中には、コンテンツや友だちといった視点からつながる機能、それにTumblrネットワーク外でも簡単にコミュニケーション可能なものが含まれる。カレンダーをさらにめくってみると、5月のゴールとしては、ごく僅かな金額の有料サブスクリプションアカウントを提供開始予定、とある。DavidvilleのファウンダーDave Karpは「他のどのウェブパブリシャーよりも、パワフルでしっかりした無料アカウントの提供に今後も取り組む」と確約したが、一方で有料アカウントは、スタート間もないネットワークにとって欠かせないものになるだろう。

有料サービス申込者は、有料サービスが利用できるだけでなく、Tumblrの主な新機能のたたき台でのベータテスターとしての役割も果たす。これは、すばらしいやり方だと思う。ユーザーにとって有料アカウントを購入したいという動機をもたらすだろう。それに、Tumblrにとっては、サービスにすでに馴染みのあるというだけでなく、新機能の仕上がりに興味を持っている幅広いテストユーザーを得ることになる。さらに、継続的な拡大のため同社の財源に恩恵をもたらす、というわけ。しかし、Karpとチームはたった一つの発明で資金を得るつもりではない。

2月のことになるが、Senduitというウェブベースのユーティリティサービスをデザイン、ローンチしした。インターネットでサイズの大きなファイル共有を手助けするためのもの。2ヶ月前のローンチ以来、サイトの利用は月間25万ユニークビジターを記録、6万5千を超すファイルが各月アップロードされ、ダウンロード数はおよそ50万。スマートスロットを採用してバンド幅を管理、スパムやワレズ目的の利用など、悪用されないようにしている。

これまで述べてきたように、Davidville Inc.はこの先数ヶ月、注目すべき会社。他社が口から泡を吹くだろうサービスのTumblr、それに、年齢差などを越え、幅広い層にアピールする魅力を備え、巨大なメインストリームになり得る要素を持ったトレンディなサービスを手がけている。同社のサービスは私にとってのウェブツールの定番の一つになり、この先、すぐにはその座を譲りそうな気配もない。

[原文へ]

“Davidville, inc.、Tumblrをリリース” への2件のフィードバック

  1. […] TechCrunch Japanese アーカイブ » Davidville, inc.、Tumblrをリリース (tags: tumblr) […]

  2. […] ¡ÊDavidville, inc.¡¢Tumblr¤ò¥ê¥ê¡¼¥¹¤è¤ê°úÍÑ¡Ë […]

コメントを残す

以下に詳細を記入するか、アイコンをクリックしてログインしてください。

WordPress.com ロゴ

WordPress.com アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト / 変更 )

Twitter 画像

Twitter アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト / 変更 )

Facebook の写真

Facebook アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト / 変更 )

Google+ フォト

Google+ アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト / 変更 )

%s と連携中

フォロー

新しい投稿をメールで受信しましょう。

現在393人フォロワーがいます。