SecondLife

Second Lifeを最後に出る会社は電気を消していってください

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Loomia、Wall Street Journalと提携

sl.pngLA Timesは、Second Lifeで現実の企業のビジネスが失敗しているという興味ある記事を掲載している。

簡単に要約すると、メディア上でのブームにもかかわらず、現実の企業は次々に、Second Lifeへの出店を反応が乏しいことから取りやめている、ということだ。

この失敗の原因は結論が出ていない。進出した企業がSecond Lifeの市民の支持をえられなかったからだという説から、単にSecond Lifeには人がいないからだという説までいろいろ。(LATimesによると、いかなる時点でも4万人以上のユーザーが同時にアクセスしていたことはないという)

GigaOmのWagner James Auが挙げている数字は検討に値する。AuはSecond Lifeを擁護して、Second Lifeの企業スペースへの訪問者の率は 0.8-2%もあり、通常のウェブサイトでのCTRの率が0.5-1%であるのに対して高いと主張している。それは事実だろうが、しかしCTRが高いことに意味があるのだろうか? 企業スペースとしてSecond Lifeで人気がトップ5の施設を見てみると、毎週1200から1万の訪問者がある。Second Life で島を一つ買うと(企業が通常好む方法だが)、当初の購入代金が$1,675、、毎月の維持費が$295となる。これにはさまざまなサードパーティーのデザイナー・チームによる施設の開発費用は含まれていない。(通常5千から1万ドル)。ではちょっと計算してみよう。もっとも人気のある企業施設が毎週1万の訪問者があるとする。月額維持費$295とすると、CPM(*1)はほぼ$7.40だ。トップ5の最下位の施設の場合、CPMは約$61になる。もし土地の初期購入費用($1675) とサードパーティーによるデザイン費用を含めると(とりあえず5千ドルとしておくが、実際はそれよりずっと高いはず)、最初の1年のCPMは$21.20(人気No.1サイト)から$180(5位のサイト)となる。CTRなど無意味だ。企業にとってSecond LifeでのCPMは信じられないほど高い。もっとも人気のある企業サイトでもとうてい元はとれない。
[訳注]*1: 視聴者1000人当たりのコスト。ウェブ広告では1000インプレッション当たりのコストを指すことが多い。

Auはその後、記事の終わりの方で、Second Lifeは企業からの収入にさして頼っておらず、企業の退出は Linden Labにとって大きなダメージにはならないと結論している。最後の企業がSecond Lifeから出ていった後で、ユーザー生成タイプのメタバースはむしろ栄えるのかもしれないのだが。

[原文へ]

“Second Lifeを最後に出る会社は電気を消していってください” への1件のコメント

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