機能で追いつけ! MapQuestベータ版初見

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picture-238.pngAOLのMapQuestと言えばマップ市場の長年の王者(月間ビジター数5000万人。対するグーグルマップは3000万人)だが、機能の充実度と機能性、マッシュアップ対応では未だに遅れを取っている。そのMapQuestが本日(米国時間10/12)ついにMapQuest Betaを公開、現代ウェブ時代に大きな一歩を踏み出した。

ベータ版はWeb 2.0の最新のおもちゃで安全に遊べるお砂場というだけに止まらない。MapQuestの新しい顔であり、年内にはメインのサイトもこれに入れ替わる。MapQuestは未だに1.0っぽいページ別の構成だが、MapQuest BetaはAjaxがベースなので、もっと単一ペイン上で操作できるようになっている。

早速スニークピークしてみた。以下は新しくなったMapQuestのスクリーンショット。

picture-242.png

…今のページはこんな感じ(下)。

picture-240.png

改善はしたが、現時点では新MapQuestもまだ骨だけに近い。地図や車の道順は同じページ上に別々のパンで表示される。複数の町までのルートも作成できる。(グーグルマップもこれは同じ) あるいは、道順のペインを崩せばマップがページいっぱい全表示になる。検索とナビはワンボックス方式のシンプルなものになった。 地図とルートは保存して、みんなと共有できるほか、好きなズーム位置で止めると、見た通りの状態で地図を簡単に印刷することができる。地盤を揺るがすほどのものは何もないが、なにしろMapQuest利用者にとっては待望のアップグレードである。詳しい情報は新登場MapQuest Betaブログでどうぞ。

今後数ヶ月は隔週ぐらいの急ピッチで新機能が続々登場。位置ピンもドラッグで動かし、(細線で印をつけたスポットに繋げた状態を維持したまま)その下にあるものを読み取れるようになる。地図はサイトに埋め込めるし、交通概況もライブ更新となるほか、マップに注釈付けも可能だ。繰り返しになるが、これらの機能の多くはグーグルマップやヤフーマップで既に備わっている。

picture-239.pngMapQuestは依然として最大の市場シェアを維持しており減退の兆しもない(チャート参照)。 最近オンライン地図で起こっている様々な技術革新を考えると、この市場シェアも危ういものだが、これからはMapQuestも新たなテクノロジー構造を足場とし、信じられないぐらい多様になった地図機能、市場のアプリに今以上に迅速に対応できるようになるだろう。あまり常軌を逸した行動は期待できないが…。同社が抱えるのはメインストリームの利用者5000万人であって彼らが嫌がることはMapQuestもしたくない。

たぶん僕の予想では今まで通り一番の得意分野である車の運転ルート、その他ルート特定用アプリに注力し、逆にジオタグつき動画のようなものはMapQuestにはあまり出ないような気がする。その分、主力の地図にWeb 2.0の各種機能を導入し、既存ユーザーのローヤルティ強化を図るのでは? 1999年のUIの呪縛から脱却できたと分かっただけでも、どんなにみんな有難がることか。想像もしてみてほしい。

[原文へ]

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