Googleが攻撃する時 -EnjoyPerth.net物語-

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enjoyperth.jpgGoogleは今月、これまでに例を見ないような激変ぶりを見せた。われわれがすでに10月24日(米国時間)にお伝えしたように、幅広い分野に渡るブログのページランクを格下げしている。

ちょっとこわいようにも思うのは、Googleが、今月に入って3回めのページランクのアップデートをまた行ったことだ。ページランクのアップデートは通常3ヶ月に一度、時々はそれさえも行われないこともある。一ヶ月の間に3回のアップデートというのは前代未聞だ。この件について初めてとりあげた時にはリンクファームのせいではないかとレポートしたが、最近の変更をみるとどうも有料リンクのせいではないかと思われる。しかし、Googleは適切に対応しようと3度めの試みを行っているということだ。

EnjoyPerth.net」は、オーストラリア西部の中心都市パースで開催されるイベントを伝えるかなり無難な内容のブログだ。サイトスタート以来数年、驚く程の(トラフィック)数ではないかもしれないが、かなり上手くターゲットを絞り込んだニッチ層を対象としている。EnjoyPerthサイトのトラフィックの70%はGoogleでパース内のイベントを検索した結果。国ごとにより、Googleが検索市場の60-90%を占める時代であることを差し引いてもなかなかの数だ。

2週間前、EnjoyPerthはGoogleのインデックスから外されてしまった。ここで私が「外されてしまった」というのはGoogleから完全にEnjoyPerthが消えてしまったという意味だ。サイト検索からは完全に抹消されている。(同サイトに)リンクしている各サイトは検索に引っかかるがEnjoyPerthサイト自体はヒットしないのだ。

EnjoyPerthの落ち度とは何か? 私は第一線で活躍しているSEOエキスパートに尋ねてみた。「名前を出さないようにして欲しい」という条件で彼は以下のように話してくれた。

私の経験から言えば、「リンクを販売している」という理由で、あるサイトをアルゴリズムから完全に閉め出すということは通常ない。だれかがそのようなサイトをレポートするか、あるいはエンジニアがサイトを発見するかのいずれかだ。リンクの一部が旅行/パース関連のものだという一方で、ゲームやデート関連のリンクも旅行/パース関連のものだとは言いがたい。これは、Googleが採用している二重構造の正当性として典型的な例だ。San Jose Mercury Newsは、より多数のリンクをより高値で販売できるが、Googleは同サイトをインデックスから外せない。もしそんなことをすれば、愚かしく見えるだろうからだ。しかし、それほど名の知られていないウェブパブリシャーなら(インデックスから)外すことだってできる。

ここ数年、小規模なブログオーナーの多くにとってテキストリンク広告は不可欠な財源だった。Text-Link-Ads.com(TechCrunchスポンサーのうちの一つ)以前にも、Weblogs Incネットワークはテキスト広告を直接販売していた。今回のケースでは、EnjoyPerthはリンクを販売しているがためにGoogleのインデックスから外されたのかもしれないのだ。

EnjoyPerthのオーナーと話した際に「テキストリンクの販売をあきらめて、Googleに改めてサイト登録するつもりだ」と彼女は話してくれた。同サイトをディレクトリに再度掲載するような慈悲をGoogleが持っていてくれるのを祈るのみだ。全体的にみて、EnjoyPerthにとってだけでなく、われわれ全員にとって興味深い問題だと言えるだろう。われわれがこれほどGoogleに依存しているのは健全なことだろうか。Googleが圧倒的な優越性を持つほうがよいのだろうか?それとも、より一層の競争が存在したほうがよいだろうか?私は、少なくともEnjoyPerthのケースでは、Googleが圧倒的な強さを持たなかったほうがよかっただろうと思っている。

[原文へ]

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