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Disqusもブログのコメント争奪戦に参入

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disqus_logo.pngブログも良いものになると調律の優れたフォーラムのようなもので、書き手が調整役として何か投稿して、スレッドを始める。まあ、祭りもあるけどね。

Y Combinatorが育成する新会社Disqusが2ヶ月の調律期間(ベータ)を終え、フォーラム比較を確かなものにするサービスを始める。コメントシステムの最適化を考える大所帯なブログにとっては助かる新サービスだ。

Disqusが提供するのは、ブログのコメントを最適化し、全モデレート可能なコミュニティフォーラムに統合化するjavaスクリプトのエンベッドコード(以下参照)やブログ専用プラグイン(Wordpress、Blogger、TypePad、MovableType対応)。要はSezWhoIntense Debate(このブログコメントシステムも今日パブリックベータを公開した)にフォーラムを足したようなものだ。似たようなフォーラム付きコメントシステムはTanglerもおいおい提供するようだ。JS-Kitのウィジェットや、CoCommentのコメントトラッキングなど他のコメントシステムと違って、ブログ周辺にコミュニティを構築するところが違い。

インストール後は、自分が書く投稿すべてに新規スレがついてyourforumの自分専用のフォーラムに収蔵される。ブログのミラーにならぬよう、登録済みの読者は自分で新スレッドも投稿できる。ブログについたコメントは全て、フォーラムに投稿となり、その逆も然り。読者は自分専用のDisqusプロフィールか匿名で新コメントを投稿する。実用例は、Fred Wilsonのブログが良い参考になる。

disqus_screen.pngDisqusのコメント・システムにはスレッドと、コメント評価、ユーザー評価のレーティング、スパム規制、ユーザーIDの各機能が加わった。自分がつけた全コメント全部を置き換えてゼロからスタートしてもいいし、新記事へのコメントからアクティベートしてもいい。いざ使ってみて期待したものと違っていたら、プラグインをOFFにするだけで元のコメントに戻れる。

フォーラムは完全にスキンを変えることができる。RSSも可能。他のコメント主のスレッドやコメントをフォローすることもできる。更新情報やレスのメール通知があるのもフォーラムを頻繁に利用する人には嬉しいポイントだ。Disqusはしかし、単なるコメント主のコミュニティというだけでなく、フォーラムのコミュニティ。そのメインのサイトは、Disqus加盟の全ブログで今最もホットな話題、最新の話題が集まるハブとしての役割りも担っている。

ただフォーラムはもっと抜本的に進化させる必要がありそうだ。現在、全スレッドは同等に生成され全部一緒くたに全体カテゴリーに入ってしまっている。システムに必要とされるのは、最高のコメント主と最低なコメント主の層を分けることだ。優れたコメント主というのは、ブログのコメントでミニブログをやる傾向があるものだが、こういった貢献度の高い人たちにはフォーラムでも他より一段高いところにプロフィールのコーナーを置いてやるべきだろう。システムではこうした面も考慮しなくては。

Disqusなどコメント分野の各スタートアップ(Intense Debate、SezWho)がブロゴスフィアに多くの人を巻き込もうとがんばっているのは良い動きだが、結局どこも自分たちがサインアップするブログの水準は超えられそうもないわけで、各サービスとも独自の特徴を備えているなら、強豪する大手ブログコミュニティの数も実に多いのが現状だ。MyBlogLogのような他のブログコミュニティに対応するアドオンなら、プレゼンスを通してブログにインタラクティブな機能を追加できるし軋轢もずっと小さくて済むのだが…。スレッド付きコメントシステムが大きく成長するまでにはアドオン以上に複雑な問題が待ち構えていそうだ。

Disqusのコメントシステムを試してみたい方は「続き読む」でどうぞ。

Crunchbase: Intense DebatecoCommentTangler

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