サブプライムでネットバブルが加速する?

次の記事

iPhoneをスパイフォンにする(動画)

夏のサブプライム金融危機の後もビジネスを始める意思があるかどうか、職業人のSNS「PartnerUp」が不動産・モーゲッジ・金融関連で働く862人を対象に調査を行った。

その結果には考えさせられる。回答者の56.2%は「今後6ヶ月以内に本気でビジネスを始めたいと思っている」とし、13.4%は「ビジネスは[既に]立ち上げ準備中だ」と答え、起業家になった、あるいはこれから起業家になる意思のあるワーカーはなんと70%に達した。うち42.1%はテクノロジー関連の何か(「ネット/ウェブ/IT/テクノロジー」)でビジネスを始める方向に気持ちが傾いているそうな。調査が現実だとすれば当該人口の30%近くが今後1年間でシリコンバレー・ドリームに挑戦することになる。

ニュースは前向きに解釈できる。職業人の多くがサブプライムの信用不安で不幸な目に遭った。起業は彼らに挽回のチャンスを与えるだけでなく、他の人たちにも新たな雇用が確保できる救いの綱である。信用不安は経済鈍化どころか、ふと気づけば逆に活性化している有り様だ。楽観主義はこんな回答者の言葉にも表れている。「ビジネスを始めるのは信じられないぐらい充実した経験です。…自分で自分の運命をコントロールすることが実感できるのは素晴らしいことですね」

でも、ちょっと待った。元不動産業者とか元銀行員とかハイテク業界に入ってきて僕らは本当にそれでいいのか? 業界の知識も不要、人に見せるほどの技術スキルもない、そんな畑の全然違う人たちがハイテク業界に来て会社を立ち上げて成功できると思っているこの状況は…おいおい大丈夫なのか、と。

それでなくてもスタートアップの成功率はひどく低い。この業界に精通した人でこうなのだ。上にコメントの回答者は今、JustMyEventsという「イベントベースのオンラインのソーシャルネットワーク」を開発中らしいが、うーん…イベントのSNSなんてもう要らないでしょう。(”JustMyEvents”をグーグルで検索すると、アイディアだけが問題なのではないことが…分かる)

全く別の業界から来てネットで富と名誉を得ることができる…そう思っているプロフェッショナルに僕からのアドバイスはこうだ。:自分の起業アイディアとビジネスモデルはよくよく考えること。Web 2.0のトレンドやコンセプトのことも一通り勉強し、ライバル研究の宿題もちゃんとやる。自分のアイディアにほれ込んでくれる、技術に強い、やる気のある、賢いチームを確保し、テーブルに出すものを何にするか決める(自分の“マーケティング”スキルはアテにしないこと。これはずっと後になるまで必要ない)。それが揃って初めて転身を考えること。こうすれば自分自身の保身にもなるし、出資に前向きな投資家も大きな面倒には巻き込まなくて済むだろう。

[原文へ]

(翻訳:satomi)

コメントを残す

以下に詳細を記入するか、アイコンをクリックしてログインしてください。

WordPress.com ロゴ

WordPress.com アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト / 変更 )

Twitter 画像

Twitter アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト / 変更 )

Facebook の写真

Facebook アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト / 変更 )

Google+ フォト

Google+ アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト / 変更 )

%s と連携中