Microsoftの「Silverlight」、北京オリンピックの中継に大々的に採用される

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今日(米国時間1/6)、NBCはMicrosoft MSNと共同で北京オリンピックのビデオをホストするNBCOlympics.comを作ることを発表した。これ自体はどうということのないニュースのように思えるが、興味深いのは、このサイトでユーザーに高度に対話的な視聴環境を提供するプラットフォームとしてMicrosoft Silverlightを採用した点だ。

この提携は今晩、 Las Vegasで行われるCESのキーノート講演でBill Gatesが自ら発表する予定。新しいサイトはトータルで2200時間に上るライブ・ビデオをホストし、オリンピックのピーク時には同時に20のチャンネルでビデオ中継をストリーム配信するという。さらに3千時間分の試合の完全なリプレイやハイライトを含むオンデマンド・ビデオ・コンテンツが用意される。

ここでSilverlightテクノロジーはフルスクリーンでの視聴を含む高度な機能を備えた再生モードをサポートする。これによって画質は現在インターネットで提供されているどんな番組にも劣らないか、さらに優れたものになるという。コンテンツにはメタデータのレイヤーが付加され、試合の結果や統計、選手の紹介、ルールの説明、専門家による解説が提供される。

Microsoftはこれによって、誕生したばかりのSilverlightプラットフォームのプロモーションとして絶好の機会をつかんだことになる。MicrosoftがNBCにSilverlightを使わせるためにどれくらい払ったのか知りたいところだ。NBCがなんらかの誘引なしに自発的にSilverlightを採用したとは信じがたい。新しいプラットフォームをオリンピックの中継にいきなり使うというのは大きなリスクを冒すことになる。ただし現在まだSilverlightクライアントは一般ユーザーの間に全然普及していない。オリンピックをこのサイトで見るために、何百万というユーザーがSilverlightフレームワークをダウンロードしなければならない。

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(翻訳:Namekawa, U)