Hulu、プライベートベータを語る。正式スタート時期を示唆

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ウィジェットのキングたち

きのう(米国時間1/24)、HuluのCTO Eric Fengとじっくり話す機会に恵まれ、ブライベートベータの様子と2008年のサービスの方向性について議論をしてきた。わかったことは以下のとおり。

  • プログラムの1行目を書いたのは8月6日、Huluのプライベートベータ開始まで3か月以内で、このジョイントベンチャーが最初に発表されてからほぼ5か月後のこと。
  • EricがHuluに来たのは、そのほんの数週間前の7月15日で、中国のビデオスタートアップMojitiのエンジニアリングチームをまるごと連れてきた(われわれが伝えた噂は本当だったというわけ)。
  • Huluの開発要員は約30名で、半分が北京でサイトのデザインと機能を担当、残りの半分はカリフォルニア北部で運用や広告などを担当している。
  • 現在Huluのユーザー数は「数万人」で、「何万」というフィードバックを投稿している。
  • 正式ローンチは、2~3か月後、たぶん3月末あたりになるだろう。
  • Huluのブライベートベータの目的は技術的なもので、開発チームはテスターからのフィードバックを元にサービスを安定させ、ユーザーイーターフェースを改善しなければならなかった(特に検索が強化された)。
  • HuluはRuby on Railsで作られている。
  • HDビデオは来年コンテンツが増えたら徐々に広まっていくだろう。会社として、2008年はオンラインビデオ会社が利便性よりも品質に重きをおく年になると信じている。
  • Huluのコンテンツはプライベートベータのスタート時の3倍になり、多くの番組が、最新の放映5回分だけでなく、第1回から揃った。
  • Huluは、Huluがホストしているビデオを見るだけの場所ではなく、他のサイトにあるビデオを見つけるための場所でもある。たとえばHuluではABCのウェブサイトも探しに行っているので、深いところのコンテンツのリンクも提供している。
  • RSSフィードが追加されたので、ユーザーはサイトに新しいコンテンツが追加されたのがわかるようになった。
  • 会社では、オーバーレイ広告や映画の予告編などいろいろな形の広告を試している。
  • OPENhuluのようなサイトについては、Huluとしてはケースバイケースで対応する。会社がいちばん気にしているのはブランドを守ること(「OPENhulu」に「hulu」の名前が入っていることが問題)と、コンテンツプロバイダーのブランドを守ること。後者については、Huluにはサイトのブラックリストがあり、そのサイトではビデオを貼り付けられない。これは主としてポルノなどのコンテンツのあるサイトで、コンテンツプロバイダーは自社のコンテンツがポルノと並ぶのを嫌う。一般論として、Huluはビデオが貼り付けられている場所を監視して、いつでも表示を無効にすることができる。そのうえで、コンテンツがウェブ全体で公開されていくことは強力に支援していく。
  • Huluのライブラリの85%近くが、毎日1回以上再生されている。
  • Huluでは、ビデオを全世界に提供するよう準備しているが、コンテンツの権利の問題を解決するには時間がかかる。いつ世界中でHuluを利用できるようになるかのスケジュールはEricから聞けなかった(待てないという向きはDuncanの記事を参照のこと)。
  • ダウンロードについては、長期的にはサポートするかもしれないが、現在Huluが力を入れるものではない。
  • 最後に「Hulu」には中国語で2種類の解釈がある。「インタラクティブな録画」(Hu + Lu)と、大切なものを入れておく中国のひょうたん。会社では後者を好んでいるとのこと(もちろんわれわれのスワヒリ語の解釈は好かれていない)

われわれのHuluの最初のレビューはこちら

[原文へ]

(翻訳:Nob Takahashi)