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Reduxがユーザーに代わって友達を探してくれる

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redux_logo.png商品の推薦機能はAmazonやBarnes and Nobleなどのオンライン書店を利用したことのあるユーザーにはおなじみだろう。過去に買ったりチェックしたデータをもとに、ユーザーの興味を引きそうなアイテムを探し出して推薦してくれる。Reduxのファウンダー、Darian Shiraziはこの「探し出して推薦する」機能を、ますます拡大しているオンラインのコミュニティーに当てはめようと試みている。このサイトはベータ版として本日(米国時間1/28)ローンチした。

このサイトは半分SNSで、半分はアンケート・サイトだ。目的はユーザーの人となりをよく知って、どんな人間なのか、どんな好みなのかを把握することにある。ユーザーは質問に答えながら普通のSNSにあるようなプロフィール(音楽、年齢、性別、本etc)を作成する。加えてMyers-Briggs 人格テストも受けることができる。さらにユーザーはこのサイトに写真をアップロードしたり、住所を掲示したり、お互いにチャットしたりできる。

redux2small.pngこれらはすべて、このサイトの主な目的、「あなたはどんな人が好きか?」という問題に答えるためにアルゴリズムを学習させることに役立てられる。「I’m In Like With You」にも似ているが、ユーザーはときおりサイトから「あなたはスポーツが好きですか?」とか「あなたはテディベアを持っていますか?」といった質問を受ける。ユーザーの回答はプロフィールと併せてReduxシステムがそのユーザーに似たプロフィールの別のユーザーを友達として推薦するための情報となる。プロフィールの一致度はパーセントで表示される。

しかし推薦アルゴリズムは質問に同じ回答をしたユーザー同士を単に結びつけるような単純なものではない。システムはユーザーのサイトの利用法をモニタして、友達推薦のために特徴的な属性を学習する。また、ある特定のニッチに興味を持つ人々同士を結びつけることに特に注意を払っている。(Shiraziはこれを変異フィルタと呼んでいる)。たとえば、スポーツをする人々はスポーツを観戦する人々とも話が合う可能性が高い。しかしそれに留まらず、このシステムは「スポーツをする人々はアクション映画のファンとも話が合う」など、次々に話が合いそうな人々の属性を学習していく。

最後にReduxは話の合いそうな人々にUpcomingのような情報サイトに掲載されている何千というイベントから抽出したイベントに参加するよう勧めて交友を深めさせようとする。

私自身はウェブサイト上での偶発的なコミュニケーションから友達を得るには至っていないが、そういう具合に友達を作る人々は大勢いるに違いない。SNSのメンバーはしばしば付き合いを始めてみたい相手にメッセージを送っている。Reduxのようなサービスはユーザーの人となりをベースにして組み合わせを決めるので、こうした友達紹介にも十分な説得力をもたせることができる。

しかしDarianはRedux自身で必ずしも「終生の友」を見つけることができなくてもかまわないと思っている。ウェブの個人化が進む傾向がある中で、ユーザーが本当に信用する推薦は現実の人間から来るものだ。そこでReduxでは、今年末までにこのサービスをプラットフォームとして公開し、他のサイトで広く使ってもらおうとしている。ウェブサイトはReduxの「友達推薦機能」をフルに利用することができ、これをベースにして現実の人間によるさまざまな推薦活動を提供することができるようになる。これは頭のいい戦略だ。というのも、普通のユーザーは単に誰かとチャットしたり質問に答えたりするためだけでに毎日〔Reduxに〕ログインしてくるとは思えないからだ。別にコンテンツを持つサイトに組み込んだ方が「友達推薦」機能をより生かすことができるだろう。

ReduxはFlick.IMの開発チームによって開発された。 Peter Thielらの投資者から$1.65M(165万ドル)の資金を得ている。

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(翻訳:Namekawa, U)