Dial Plus

通話中に相手の情報をフェッチするDial Plus

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パブリックアルファ版の新サービス「Dial Plus」は、携帯で電話をかける相手先の電話番号に関連のあるデータを瞬時に引き出すサービスの提供を目指している。

企業に電話をかけたり、企業から入った電話を取ると、道順・営業時間・メニューなど相手先企業の情報が出てくるほか、個人相手の通話の時は、FacebookやLinkedInといったソーシャルネットワークから連絡先プロフィールをフェッチして(取り出して)くれる。

パッと最初見た感じでは、ちょっと使い道のないコンセプトに思える。そもそも電話でおしゃべりしながら、その友だちのFacebookのプロフィールを全部読みたいとは思ったことないし、ヘッドセットでもない限り喋りながらブラウジングは大変だ。 会社が用意したデモ動画を見てもあんま説得性がない(しかも今やユビキタスなiPhoneの広告に痛いほど似てる)。

でも、実際にDial Plusを使ってみてからは、このプラットフォームにもポテンシャルがあると思い直した。電話がこちらのために自動的にバックグラウンドで調べ物してくれるのは嬉しいもの。使ってしまうと、なぜスマートフォンはこれ実現していないのかな、と思わずにいられない。 Dial Plusではウィジェット専用プラットフォームも予定しているが、そこに開発者の支持が充分得られれば、このサービスには自ずから順調に回っていくチャンスもある。

同社の希望は大きいが、前途も長い。今はWindows Mobile対応携帯で使えるソフトのアルファバージョンが出ているだけで、iPhone、Android、BlackBerryなど他のプラットフォームのサポートはまだ開発途中だ。 利用にはシンクライアント(解説)のダウンロードが必須だが、それをDLしてしまうと情報はすべて携帯のネイティブのブラウザを通して見ることができる。

成功したいなら、Dial Plusはプロダクトの完全版をなるべく早く出さなくては。韓国のスタートアップ「Callgate」はじめ他社も大勢これと同じ機能を一部提供し、既に地盤を確立している。iPhone SDKとAndroidがリリースになれば、この分野はすぐ一杯になるだろう。

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(翻訳:satomi)