「PlugandPlay Expo」で50社のスタートアップがマラソン・デモ

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PlugandPlay Exopは今年で3年目となるが、今日(米国時間5/7)、Sunnyvale TechCenterで携帯広告、多人数参加型オンライン・ゲーム、医療テクノロジーなど幅広い分野から50社近い参加者を集めて開催された。

会場の選択はいささか奇妙だった。このExpoの参加者は400人くらいが予想されるが、メインの多目的会議室はその半分くらいの人数の催しにちょうどよい広さだ。座席の数は絶対的に不足していた―ただし時間の経過とともに人数は減ったが。

このエキスポのメインの催しは、46社が連続して行ったマラソン・エレベータ・ピッチ〔エレベータにたまたま乗り合わせたクライアントに対して行うような短いセールストーク〕だ。全部終わるのに2時間近くかかった。各社はそれぞれ2分間で投資家を納得させる売り込みをしなければならなかった。しかし一部のスタートアップは始めから制限時間など無視していたようだ。ほとんど誰もスライドなどのビジュアルツールを使わず(休憩もなしで)2時間ぶっつづけてプレゼンを聞くのは少々つらいものがあった。しかし中には新しいスターの誕生を予感させるスタートアップも何社かあった。

中でも私が気に入ったのは、

  • Epsodic– Epsodicは代表的なオンラインゲームからスクリーンショットを撮る代わりに、精密にレンダリングされた3Dアニメーションを作成する。このテクノロジーはサポートしているゲームのキャラクターをあらかじめ用意し、これにユーザーがキャラクターを操るデータを加えてシーンを完成させる。
  • Novauris – このエクスポの参加者の中では実績のある会社だ。携帯向け音声認識サービスを提供する。Novaurisはステージでデモを行い、携帯電話からマイケル・ジャクソンのビリー・ジーンを認識してみせた。新しいコンセプトではないが、使ってみたいと思った。

会場のTechCenterは起業家のSaeed Amidiが作ったもので、クリエイティブな競争を助ける「スタートアップのためのエコシステム」を提供してえる。Sunnyvaleの本社は129社のスタートアップのインキュベータとなっている。これ以外にもシリコンバレーのあちこちに小さい拠点を設けている。ベンチャーキャピタリストが始終訪れ、毎月Web2.0イベントが行われるここの環境を見れば、TechCenterがスタートアップの間で高い人気を誇る理由がわかる。

Amidiは質の高い「刺激的な」スタートアップだけを選んでビルのスペースを貸与することで独自のコミュニティーを作っている。 もちろん動機は単なる慈善事業でないのは言うまでもない。こうすることでAmidiは他のすべての関係者に先駆けてスタートアップを誕生の瞬間に詳しく観察することができる。彼はその中でこれと思う会社―ほぼ2割―に自ら投資している。

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(翻訳:Namekawa, U)