Stitcher:好みの音声フィードをiPhoneに同期抜きでストリーミング

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2週間前のポッドキャストほど嫌なものはない。なのに長旅に出る度に何故かiPhoneをiTunesに同期し忘れて、結局腐ったネタのニュースしか聴けなかったりする。

この問題に終止符を打つのが本日(米国時間5/14)ベータ公開の「Stitcher」だ。ここはニュース、トーク、スポーツ番組をカスタマイズしてiPhoneとパソコン向けに常時ストリーミング配信することで、この問題を解消しようとしている。

Stitcherでは(TechCrunch含め)音声フィード数百点の中から好きなものが選べる。フィードは話題・ソース別カテゴリに分かれている。サイトではパーソナリゼーションのアルゴリズムを使って音声コンテンツのオススメも教えてくれる(楽曲専用局Pandoraが、ミュージック以外すべての音声を流すものを思えば良い)が、ユーザーは好きな素材でプレイリストを作ることも可能。コンテンツのほとんどは音声RSSフィードで取り込んでいるが(これはほぼ全ての主要ニュースサイトで見つかる)、Stitcherでは人気のニュースソースを声を出して読み上げる朗読のプロも採用した。

Stitcherのポテンシャルについてだが、これが感想がひとつにまとまらない。Webサイトのデスクトップ版は宣伝通り動くんだが、どうがんばっても大勢の人がパソコンの前にじっと座ってオススメのニュース記事や討論に耳を傾ける場面が想像できないのだ。 音楽はよくても、ニュースコンテンツは違う。普通もっと話の内容に集中して聴かなきゃいけないし、誰だってそんな風にせっかくの空き時間を過ごしたくはないだろう。

一方、サイトのiPhone対応版は大成功になる可能性も。パソコンと同期取らなくてもお気に入りのブログやポッドキャストをiPhoneに流して聴ける-そう思うだけでとても心惹かれる。今のところiPhone対応版はしょうもないが、それは大体がiPhone内蔵のQuicktimeプレイヤーの問題だ(Edgeネットワーク経由のストリーミング配信は驚くほど状態がよかった)。こうした問題はきっと長くは続かないだろうし、Stitcherの開発チームはiPhoneアプリには強い。そのアプリが脚光を浴び出す、アップル認アプリストア公開は6月に迫っている。

とりあえず試してみる価値は充分ある。でもStitcherの全体のポテンシャルはあと数ヶ月待ってみないと分からない。注目していこう。

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(翻訳:satomi)