本気のソーシャルネットワーク戦争が始まった:FacebookはGoogle Friend Connectを締め出し

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Facebookは開放性とデータの可搬性をとても大事にしている。但し実際にネットワークが開放され、データを再利用されるとなると話は別なのかもしれない。

本日(米国時間5/15)、Facebookは一点を強調するために、7段落にも及ぶブログ記事を書いた。すなわちFacebookは、FacebookのAPIから、GoogleのFriends Connectを閉め出すことにしたのだ。

Googleの発表したFriend Connectを技術的に評価する機会を得た。この機会を通じてFriend Connectが、Facebook利用者の知らないうちにその情報を他の開発者に渡してしまうものであることが判明した。これはFacebookのユーザが期待しているプライバシー標準を満たさないものであり、われわれの利用規約にも合致しないものだ。利用者のデータを利用者の期待に反する形で、あるいは利用者が理解し得ない形で再配布しようとする他のアプリケーションに対するのと同様に、規約の遵守が確認されるまではFriend ConnectがFacebookの利用者データにアクセスすることを禁止せざるを得ない。われわれはこの点について何度もGoogleに訴えかけ、利用者が望んだときに望んだ場所でデータの共有が行えるよう、Friend Connectとも協働したいと考えていた。

この声明はもちろん、GoogleのFriend Connectが発表される3日前に、Facebookが非常によく似た名前のFacebook Connectというものを発表したこととは何の関係ももたないのだろう。

但し、GoogleのFriend ConnectはFacebookが金曜日にアナウンスしたものに非常によく似ており、Friend Connectのどの機能のせいでアクセスが禁止されることになったのかは全く明らかになっていない。

ブログ記事の最終段落によれば、Facebookは広くいろいろなところと協働していきたいとのことだ:”MySpaceのData Availability、GoogleのFriend Connect、およびFacebook Connectは業界内の大きなムーブメントで、利用者により良い、そして安全なオンライン体験を提供するものだ。但し利用者のプライバシー保護を外してはならない。われわれはすべての利用者が、何をしようともともかくプライバシーの保護を担保された状態で、利用者情報を扱えるよう、開発者コミュニティおよび業界内の人々と努力していきたいと思っている”。もしこれが本当なら、FacebookとGoogleが健全な関係を築いていく興味深い第一歩ということなんだろう。次にはきっとMySpaceおよびData Availabilityがマルウエアなのでアクセスを禁止するということになる。間違いない。

Jesse、情報をありがとう。

Update: Facebookの声明は、Developer Terms of Serviceの2B(4)、2B(5)、および2A9(vi)を参照している。

4) 外部のアプリケーション(プロパティ情報についてApplicable Facebook Userと認められているものを除く)からのアクセスないし事前の書面による許可を受けることなしに共有を許すような形で、データリポジトリ内のいかなるFacebookのプロパティ情報も保存することはできません。

5) 事前に特別に認められた目的以外の目的で、Facebookのプロパティ情報の全部あるいは一部を販売、再販、リース、配布、ライセンス供与、サブライセンス供与、譲渡を行うことはできません。

FacebookのプラットフォームあるいはFacebookの個人プラットフォームを以下の目的で利用することはできず、また該当する目的を持った形でアプリケーションを作成することはできません…(vi)いずれかの利用者に対するユーザ名、パスワード、あるいは認証情報を要求、収集、誘導など、いかなる形式であれ取得を試みること、あるいはFacebookのサイトに自動的にログインさせるために、いずれかの利用者の認証情報をプロキシ上に保管すること。

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(翻訳:Maeda, H)