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ブロガー歓喜!:RedLassoでカスタムTV番組クリップ(追加情報あり)

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ブロガーが記事に動画を貼り付けられるようにするビデオサイトなら枚挙に暇がない。しかし、これまでブロガーは、誰かがキャプチャーして編集してアップロードしてくれたコンテンツに頼るのがふつうで、最近放映されたメディアから自分で簡単にビデオクリップを作る方法はなかった。

RedLassoがこれを変えようとしている。現在プライベートベータ中のこのサイトは、ブロガーが最近のテレビ番組を選んで自分用のクリップを作れるという、便利な(かつ問題含みの)システムを作った。

RedLassoは、有名メディアサイト(CNN、Comedy Central、BBS)で最近1時間以内に放映されたコンテンツをキャプチャーする。次に字幕テキストと、音声検出技術を使って各ファイルのインデックスを作成する(同社によると、辞書ベースではなく音声による検出を使うのは、固有名詞や地名に向いているからだという)。

このインデックスで関連のある放送を検索して、番組全体を表示することができる。必要な部分が見つかったら、ユーザーが範囲を指定して埋め込み用クリップが出来あがる。

便利そうなシステムだが、悪用するにも最適のように思える。番組全体がキャプチャーされているので、簡単にRedLassoをバーチャル(かつ無料の)Tivo[HDレコーダー]として使うことができる。これと戦うためにRedLassoは前向きな策を構じている。ベータ参加者全員に対して、本当のブロガーであるかどうかを確認しているのだ。さらに、ビデオの利用状況を監視して、少々The Daily Showの見すぎだと思われるようなアカウントは停止する。クローズドなベータ版ではこれでもうまくいくのかもしれないが、サービスが公開されたら増加する悪用に対応できなくなる可能性がある。

そして、著作権の問題。RedLassoによると、いくつかのネットワークと話をしているということだが、未だにどこともコンテンツ契約は結ばれていない。同サイトにとってはこれが交渉難航の種だろう。同社COOのAl McGowanは、ここで生成される短尺のクリップは公正利用の範囲内だと言っているが、この論拠が破綻するところは数え切れないほど見てきた。さらに、RedLassoのサーバー上でホストされている全編ビデオはどうなるのか。このサイトが長期的な成功を望むなら、法的措置で閉鎖させられる前にライセンス契約をきっちりさせておく必要があるだろう。

RedLassoは、昨年11月に$6.5M(650万ドル)のシリーズA調達 ラウンドを実施しており、さらに$10M~15M(1000万~1500万ドル)のシリーズBラウンドを計画している。この分野には他にBlinkx.tv(音声検出機能あり)があるが、ユーザーが自分用にクリップを定義することはできない。

アップデート: かくして、停止勧告レターが発行された。同社は今日のわれわれのインタビューでは、新たな法的問題について触れることがなく、その件について直接聞いた質問の答えですら言っていなかった。数分前に再度質問したところ、McGowanがこう言った「あのレターが流出したとは知らなかった」。



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(翻訳:Nob Takahashi)