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研究者向けPubMedデータベースの利用を助けるOlogeez

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Kindle 2.0, 2008年10月に発売

生命科学の分野の学生や研究者たちにとって、なくてはならないのがPubMedだ。保健医療やそのほかの生物科学分野をカバーする無料の大規模データベースだが、巨大データベースの検索は初心者がびびってしまうほど複雑で難しい。しかもインタフェイスは、ここ10年まったく改良されていないみたいだ。

最近Stanfordで起業され、ベータバージョンを公開したOlogeez!は、この問題を解決してくれる。このサイトは、分かりやすくて使いやすいポータルとして科学記事の検索を助け、また科学者が研究資料や研究仲間を素早く探したいときの手伝いもしてくれる。ユーザは今のところ大学内部に限られているが、ファウンダーのJason Hoytは最終的には一般公開したいと言っている。

OlogeezはPubMedの記事にこのデータベースのAPIからアクセスするが、しかし単にインタフェイスを改善するだけには終わっていない。たとえば、ユーザが記事を評価したり、記事について議論することができる。そうすると、やがて、良質で信頼性の高い記事が検索で上位にランクされるようになる。ユーザはPubMedのデータベースにない記事をOlogeezにアップロードできる。記事は分類されるので、Netflixふうの推奨:“関連してこんな記事もございます”のメッセージも可能だ。

このサイトのSNSふうの機能は、個人が対象ではない(科学者のためのFacebookではない)。対象は、互いにコラボしている科学者グループだ。たとえば、ある研究所のメンバーたちが、このサイトを利用してスケジュール表や安全性基準、研究所の規約などを共有化できる―一種の、仮想BBSだ。Hoytによれば、ユーザはキーワードや分野でデータベースを検索できるから、お互いに新しい研究仲間も見つけやすいという。

Ologeezの現状の欠点は、まだ記事のランク付けや記事に関する議論がとても少ないことだ(つまりユーザ数がまだ少ない)。だからといって、ユーザーを増やすために一般公開するにはまだ早すぎる。成功するためには、記事のランク付けのみで人気のあるサイトで終わってはならない。科学者たちから信用され信頼されるサイトになることが第一だ。もちろんそれは、簡単なことではない。

[原文へ]
(翻訳:hiwa)

“研究者向けPubMedデータベースの利用を助けるOlogeez” への1件のコメント

  1. […] 科学者のためのソーシャルネットワークは、Academia.edu、Ologeez、Lab Meetingなど前からいくつかある。ResearchGATEはその新顔の一つで、LinkedInふうの無料のネットワークの上で科学者同士がお互いにコミュニケーションしたり、新しい方法や論文や人を発見してコラボレーションする場と、研究者用に作られているコラボレーションツール提供する。 […]

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