iPhoneアプリ販売開始1ヵ月で6000万ダウンロード達成、どれも“キラーアプリ”には一歩届かず

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[CG]App Storeのダウンロードは6000万件を超え、そして遠隔から削除できることをJobsが認めた

スティーブ・ジョブズがiPhone App Store立ち上げ1ヵ月の現況をWSJ紙Nick Wingfield記者に明かした。先ほどお伝えしたようにダウンロード数は既に6000万件で、その過半数は無料アプリだが、有料ダウンロードも好調で、売上げは最初の30日で$30M(3000万ドル)に達したという。記事では有料ダウンロードの総数には触れていないが、アプリは価格に幅がある(大体は99セントか$9.99だが、すぐ削除された10万円以上($999)の短命アプリなんてのもあるからね)ことを考えると、有料アプリ販売数は3000万件未満と見るのが無難だろう。セガの「Super Monkey Ball」($9.99)は通算30万コピーで$3M(300万ドル)相当売れ、このゲーム単体で全iPhoneアプリ売上げの10%を占めた。

WSJの記事からもう少し数字を拾っておこう。:

数で見るiPhone App最初の30日間

総ダウンロード数: 6000万件
総売上高: $30M(3000万ドル)
うちアプリ・デベロッパーが手にした売上高: $21M(2100万ドル)
人気アプリ上位10の売上高: $9M(900万ドル)
セガ「Super Monkey Ball」単独の売上高: $3M(300万ドル)

今のペースでいくと、App Store年間売上高は$360M(3億6000万ドル)に達する見込み。アップルは諸経費をカバーするため(iTunes楽曲販売と同じように)売上げの約30%をキープしており、残りはアプリを作ったデベロッパーの取り分だ。

問題は人間一人でいったい何個までならアプリを管理し切れるか、という点。 最初は何個でも手当たり次第ダウンロードして片っ端から試してみたい衝動に駆られるものだが、iPhone1台で操作できるアプリは数に限りがある。その辺はパソコンと一緒だ。アプリが仮に1トン分あったところで現実に普段から使うアプリって何個よ? きっと10個以内に収まる人がほとんどで、毎日使うアプリとなると3個か4個が限度では?

例えば僕の場合、iPhoneには30個アプリが入ってるんだけど、ほぼ全て端末についてきたアプリ。2回以上使ってるアプリは6個しかない。 これまでのところ一番頻繁に使うのはGmail、次がウェブ閲覧で、この2つの実装アプリで利用の9割ぐらい占めてる。毎日使うのはこの2つだけ。あとはカメラ(あれってアプリか?)、計算機、地図かな。 App Storeからダウンロードしたアプリで普段使いのアプリは2つしかない。 「Tap Tap Revenge」と「BeeCells」、どちらもゲームだ(これはうちの4歳の息子の方が僕よりプレイ回数が多い。-彼は絶対、iPhoneはこれやるためにある機械だと思ってるね)。

こういうアプリが、かなり早い段階で臨界点に達すると思っているのは僕だけではない。その時点でiPhoneと言ってもコンピュータと結局は同じで、キラーアプリはメールとブラウザだということがはっきりするだろう。

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(翻訳:satomi)