Nestingは「お母さん」のためのPageFlakes

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Michael Arringtonは2005年から、AJAXを使ってカスタマイズすることのできるホームページスペースのサービスは、Netvibes、PageFlakes、iGoogleなどの大手を含めて群雄割拠の状態にあると書いていた。それぞれ利用者の好みに応じてホームページを飾るたくさんのウィジェットを提供しているが、どれも同じようなサービスを提供して相違点はほとんどなかった。

今週サービスを開始したNestingは、AJAXと基本的なソーシャルネットワークの機能を併せて提供し、似たようなサービスが多いこの分野に一石を投じている。また、Nestingは対象を絞り込むことで差別化も行っている。その対象とは「お母さん」だ。

サイトはパステルや角丸のデザインを多用して、ターゲット層に適応した落ち着いた雰囲気を醸し出している。提供されるウィジェットもよく考えられており、圧倒的であったり雑然とした雰囲気を出すことなく、適切な量の情報を提供している。サービス開始時に利用可能となっているのは天気情報、ニュース、「Memory Manager」と名付けられた写真共有等のウィジェットで、カレンダー機能は来月から提供予定。

本サービスでは画面に見えるウィジェットのほか、「友人」や「グループ」などを利用する簡単なソーシャルネットワークの仕組みも提供している。ソーシャルネットワークからのデータはウィジェットで表示することができる。たとえば子供たちのサッカーチームで「グループ」を作ることができ、試合日程等の情報を自動的にカレンダーウィジェットに表示することができる。現在のところカレンダーにはNesting内の情報のみ表示可能だが、iCalやGoogleカレンダーからのインポート機能も準備中だ。

カスタマイズの自由度の点ではNestingはPageFlakesやiGoogleに遠く及ばない。シンプルさをウリにするNestingでは、さほど多くのウィジェットを使用することはできない。しかしサイトが対象とする「お母さん」たちは、子供たちのサッカースケジュールなどのコンテンツが利用できれば、Diggの記事をインポートできないことやプロスポーツのスコアを表示できないことに不満を感じることもないだろう。Nestingは自身をきちんと認識して役割を果たしている。但しMaya’s MomCafeMomなど、「お母さん」を対象とする競合サイトも多い。

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(翻訳:Maeda, H)