Google Chromeの使用感は最速、最高

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Googleは昨日(米国時間9/1)Chromeをアナウンスし、既にWindows XPおよびVistaの利用者は試してみることもできる。ほんの少しだけ使ってみたに過ぎないが、Google Chromeは最速ブラウザのひとつというだけでなく、最高のブラウザだと感じている。

インストールは非常に簡単に行える。サイトからGoogle ChromeをダウンロードしてPCにインストールするのは文字通り数秒で行うことができる。インストールが完了するとChromeはFirefoxからデータのインポートを行うか尋ねてくるが、今回はインポートしないことにした。

Chromeを立ち上げてまず驚くのはエレガントとも言えるほどソフトなインタフェースだ。他のブラウザのように多くのボタンやメニューで多機能を誇るようなことをしていない。ブラウザのまず目立つところにタブを設置し、このタブは必要に応じてドラッグして移動することができる。Safariでも同種のことを行うことができたが、Chromeではより簡単に行うことができる。

Chromeのアドレスバーにはウェブアドレスないし検索語の双方を入力することができ、このアドレスバーは「Omnibox」と呼ばれる。同種の機能は最新版のFirefoxにも備わっている。しかしChromeには検索エンジンを検知する機能が備わっており、たとえばAmazonのサイトを閲覧していてAmazon内の検索を行いたい場合、OmniboxからGoogleではなくAmazonの検索エンジンを使った検索を行うことができる。Amazonでこの機能を試してみたが、非常にうまく動作するようだ。サイト内で目的のページを探すのにもっとも便利なブラウザだと言って間違いないと思う。

個人的にはChromeのホームページ機能が非常に気に入った。出回っている他のブラウザとは異なり、Chromeではこれまで訪問したページの中で訪問頻度の高いページをリストで表示してくれる。これはとにかく便利だ。お気に入りに登録したサイトから目的のページを見つけようと悪戦苦闘する必要もなく、Chromeを開くと同時に閲覧頻度の高いページが表示される。

こういった各種機能はさておき、多くの人はChromeの速さに目を奪われることだろう。10分程度いろんなサイトを見て回るうち、動作の軽さに驚いた。他のブラウザと異なり(どのブラウザのことかは言うまい)タブをいくつ開いても問題ない。タブの数に関係なく快適な動作速度を保つことができる。

誰にも知られることなくガールフレンドに婚約指輪を買ったり、あるいは何かしら秘密にしておく必要があることをするのなら、Chromeにはincognitoモードもある。このモードを使えば利用者の操作がブラウザに何ら記録されることはない。試してみたところでは口上通りに動作している様子。嬉しいことにこのincognitoモードのオンオフは即時に行うことができる。

尚、個人的にFirefoxで一番問題だと感じていたのは、いろいろとダウンロードしすぎたファイルがどこかにいってしまうことだった。「Download」のタブを開けばそこに全部表示されているじゃないかというのは全く正しい。しかしChromeのアプローチの方がシンプルだ。画面下部にダウンロードボックスを表示し、ここからダウンロードファイルにアクセスして自由に保存場所を決めることができる。おかげさまでもうダウンロードしたファイルがどこに行ってしまったかと悩むこともなくなりそうだ。

もちろんChromeは完璧ではない。Mac OS XやLinux版はまだ存在しないし、ブックマークを編集する機能もない。また、メールアドレスへのリンクが行えないのはかなり問題だと思う。Googleはこれがベータ版であり、機能は徐々に追加していくと言うだろうが、これくらいは最初から用意していて欲しかったと思う。

とにもかくにも結論は、ほんの少しの時間しか使ってはいないが、Google Chromeは素晴らしいということだ。速いだけでなく使いやすい。エレガントなだけでなく、ブラウザの利用者が何を行うのかをしっかり理解していると感じる。現状では必須機能を欠いている面も確かにあるが、それでも非常に「使える」ブラウザであるのは間違いない。Chromeの試用をお勧めする。後悔することはないはずだ。

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(翻訳:Maeda, H)