PLYmedia

YouTubeの字幕追加機能を利用するSubPLY

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先日、YouTubeが動画に字幕を付ける機能を追加したとアナウンスした。但しYouTubeは実際の字幕ファイルを作成するためのツールもサービスも用意していない。字幕機能を使うためにはSubViewer(*.SUB)やSubRip(*.SRT)形式のファイルが必要になる。そこで便利なのがPLYmediaによる、動画に字幕を付けるためのSubPLYという新サービスだ。サービスインにあたり、TechCrunch読者に独占オファーをしてくれている。内容は、SubPLYを利用してYouTubeの動画に英語ないしスペイン語で本格的な字幕を無料で付けてもらうことができるというもの。

SubPLYはTechCrunch読者によって投稿されたYouTube動画5000本に英語およびスペイン語の字幕を付けてくれる。動画の元言語は英語でなければならず、再生時間は5分以内。動画投稿後24時間以内に字幕を付けてくれる。詳細および応募方法はこちら

ところで動画に字幕を付けるというのは本当に役に立つものなんだろうか。YouTubeは明らかにそう考えているし、またPLYmediaの内部調査も肯定説を裏付けている。SubPLYは動画投稿者からパイロットユーザを選び、10件三ヵ国語(英語、スペイン語およびフランス語)の動画について6週間の調査を行った。字幕付き動画の閲覧状況に関する調査結果を引いておく。

  1. 他言語利用者による動画の利用/閲覧回数は5週間で700%増加した
  2. 字幕なしの動画と比べて19%多くの人が動画を最後まで閲覧した
  3. 字幕付き動画の場合、動画共有(他の人にも動画を見てもらう)の割合が171%向上した(すなわちバイラル効果が向上した)
  4. フルスクリーンでの閲覧者および繰り返し再生した人が37%増加した

PLYmediaについて簡単な紹介を書いておく。イスラエルの企業で、最近$6M(600万ドル)の調達に成功した。動画にレイヤー(PLYmediaはPLYと呼ぶ)を追加する機能を提供している。このレイヤー追加機能により、動画にたいした苦労なしに種々のインタラクティブな機能を追加することができる。提供しているアプリケーションにはBubblePLY(動画に文字、画像などのグラフィックを追加できる)やainfoPLYを使って種々情報を追加したり、adPLYを使ってオーバーレイ広告を表示するものなどがある。

今回PLYdアプリケーションシリーズに追加したSubPLYは動画に字幕を追加するための非常に簡単なアプリケーションだ。アップロードした動画のURLを指定しするとSubPLYにコードが埋め込まれ、そこに字幕を追加するためのコードが追加される。記事の最後にサンプルを掲載しておいた。

SubPLYでは今のところ42ヵ国語の字幕に対応している。サービスの有料利用者に対しては最速2時間でアップロードした動画に字幕を付けるサービスを行う。SubPLYの埋め込みコードは即時に埋め込むことができ、埋め込みが完了すれば即座に字幕が表示されるようになるのはアピールポイントだ。後に他言語の字幕を追加する際にもコードの変更は必要ない。用意ができればすぐに表示されるようになる。また、字幕はXMLファイルに保存され、subPLYはこのXMLファイルを読み込む。すなわち動画にキャプションが付くというだけでなく、SEOの観点からもプラスになるということだ(検索エンジンはXMLファイルを読み込むようになっている)。

価格は内容、作業時間、動画作成者のスコープにより異なる。期間限定の価格も用意されている。現在の価格情報はこちらから確認することができる。

SubPlyは来月翻訳ツールも公開する。これを利用すれば誰でも字幕を付けることができる。オンライン動画専用のツールで、Flashで利用することができる。アップロードやトランスコーディングは必要ない。

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(翻訳:Maeda, H)