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元Google社員チーム、ビデオプラットフォームのOoyalaをバージョンアップ―強力な分析機能

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Ooyalaを開発したのは元Googleのベテランで経験を積んだ技術者2人のチームだ。Backlot Analyticsと名付けられた非常に強力な統計分析機能をバックエンドに搭載しているのが特長だ。この新しい分析アプリによってコンテンツのプロバイダはユーザーの視聴行動に関してきわめて詳細なデータが得られる。プロバイダはこのデータをべースに広告表示を調整したり、将来のコンテンツ選択の参考にしたりすることができる。Backlot AnalyticsはAdobe AIRのネーティブ・アプリで、ブラウザの中でもデスクトップでも作動する。

Backlot Analyticsには、ユーザーが正確に、いつビデオを見始めたか、いつ巻き戻しを行ったか、いつ見るのを止めたかがグラフで表示される機能も含まれる。サイトの運営者は、このデータを利用して、どの時点で広告を挿入したらよいか決定することができる。(たとえば、ビデオの最初の30秒間に広告が挿入されると視聴者は見るのを止めてしまう確率が高いが、逆に1分以後に広告を挿入した場合には効果が薄い、などの情報が得られる)。Ooyalaはドラグ&ドロップ方式のインタフェースを採用しているので、広告挿入位置の調整もごく簡単にできる。ユーザーはビデオのタイムライン上で単に広告をドラグして好みの位置に移すだけでよい。システムは変更を即座にそれ以降の再生に反映する。準備のためのレンダリングなどは必要ない。

新しいバージョンには位置情報とドメイン情報、それにデベロッパーが既存の管理システムとBacklot Analyticsを統合するのに必要なAPIがサポートされる。



Ooyalaは2007年後半にローンチし、AmazonのAWS Startup-Challenge賞を獲得した。それ以後、Ooyalaは National Geographic、TV Guide、AOL、Warner Brothersなどの大手を含む何千ものメディア・サイトとの提携に成功している。

運営コストを下げるためにOoyalaは多数のコンテンツ・デリバリー・ネットワーク(CDNs)と提携して、余剰のインターネット・アクセス帯域を有利なバーゲン価格で買い取っている。余剰帯域はインターネット接続の需要が落ちる時間帯にしばしば生じる。Ooyalaによると、この時間帯はあらかじめ予測可能だという。たとえば、夕食の時間帯だ。Ooyalaは特許を取得したポーリング技術を使って全世界の夕食時間帯(その他トラフィックの下がる時間帯)を利用して通信を行い、コストの削減に務めている。しかし、注意しなければならない―夕食時間帯のの後に必ず急激なトラフィックのピークが来る。Ooyalaはこの現象にはたったひとつの理由しかないだろうと見ている。ポルノ時間帯だ。

今回の新バージョンのデモとして、OoyalaはTechCrunch50カンファレンス会場でのAshton Kutcherのインタビュー・ビデオを4カ所のウェブサイトに24時間配信して、その結果を知らせて来た。いくつかの数字を上げると―

表示は2666回
再生は228回
173人がビデオの50%以上を視聴
視聴者がもっとも巻き戻しを行ったのは、Ashton Kutcherがオンラインビデオにおける創造性について語った場面と、彼がコンテンツの収益化について語った場面。

Ooyalaには BrightcoveMove Networksなど多数のビデオ・プラットフォームのライバルがある。最近、BrightcoveのJeremy Allaireがここでビデオ・プラットフォームに関する考えを述べている。

[原文へ]

(翻訳:Namekawa, U)

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