グーグル、Valve買収か?

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「The Inquirer」が今朝(米国時間9/17)伝えたところによれば、間もなくグーグルがValveを買収するようだ。買収額不詳。 記事では「有力筋複数」から聞いた話として、買収は「今この瞬間にも」成立する段階まで来ている、と伝えている。

「Half-Life 2」や「Portal」といったゲームの開発以外にも、Valveは「Source」ゲームエンジンやデジタルコンテンツの配信管理を行うブロードバンドのプラットフォーム「Steam」も開発してきた。グーグルが目をつけたのは、(同社の他のどの面よりも)この「Steam」かも。

グーグルがValve買収なんて普通では考えられないことに思えるが、なにしろSteamは市場最高のゲーム配信プラットフォーム である。グーグルはこの業界で地盤を固め、この心地よいゾーンを足がかりに、そこから枝分かれを目指しているのかもしれない。

Steamは本当に使い方が簡単。理想的なプラットフォームという支持も厚い。サイトでは1500万人ものアクティブユーザーが440を上回るゲームタイトルをダウンロードしており、その業績は業界他社とは比べ物にならない。グーグルのような企業にとっては、かなりの価値があるだろう。

が、疑問も残る。グーグル自体もサービスプロバイダ兼コンテンツ配信会社なのに、本当にSteam経由でコンテンツを配信したいと考えるのだろうか?  さらに重要なのは、Valve買収が今の会社にちゃんとフィットするのか?というところだ。

その辺の判断は難しい。表向きグーグルはValve買収により、物理的メディア(CDなど)抜きでコンソールに直接ゲームをダウンロードする時代を先導するデジタル配信事業に対するコントロールを掌握したがってるように思える。 史上最も人気のタイトルを一部所有することでグーグルは、ゲーム事業に足場を築くこともできるだろう。

グーグルがValveを買うかどうかは結局、新市場に事業拡大を希望するかしないか、それにかかっている。額面通りの価値で考えた場合、買収はスマートな動きだろう。

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(翻訳:satomi)