MySpace Musicが今夜スタート。画面はこれだ(課題も)

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野望に燃える新ジョイントベンチャー、MySpace Music が今晩(米国時間9/24)9時にmusic.myspace.comで開始される。Universal、Warner、Sony、EMIの主要全4レーベルが参加している(EMIはドタン場での参加)。他にも、独立音楽配給会社のThe Orchardや、主要音楽出版社4社が同ベンチャーに加わる。要するに、音楽の権利を制御する者全員がこの新ベンチャーの一部になっている。

MySpace Musicでは、事実上これまでに発行された全楽曲を無料でストリームすることができる。ユーザーが最大100曲のプレイリストを作って他のユーザーと共有することもできる。さらにどの曲もDRM無しMP3形式で、Amazonの音楽ダウンロードサービスから無料でダウンロードできる。しかもその曲を着メロに使いたければJamsterで入手できる。

曲のストリーミングは、サイトの広告収入で賄われ、主要広告主にはマクドナルド、Sony Pictures、State Farm、Toyotaらがすでに契約済みだ。

同サイトはまだ公開されていないが、MySpaceから提供された画面イメージをいくつか貼っておいた(どうやらリークされた画面イメージは本物だったようだ)。

音楽の発見

これは単なる音楽のストリーミング・オン・デマンドではない。ユーザーは、プレイリストや共有機能によって、MySpace Musicに集う500万組のアーティスト(メジャー、無名、インディーズいずれも)による新しい楽曲を発見することができる。

MySpaceはユーザーの作った人気のプレイリストを広めるほか、全ユーザーまたは、友人、同僚等の間だけのトップ100リストを作ってくれる。こうしてどのユーサーも、友人たちによるパーソナルなお薦め曲を持つことになる。

MySpace Music:すごすぎ。違法では?

MySpace Musicは、録音されたあらゆる楽曲が無料になる、という音楽の避けられない未来へ向けて大きな役割を果たす。iMeemなどのサービスとともに、ユーザーにとって無料のオン・デマンド・ストリーミング音楽を提供することになるが、これは、ほんの数年前には考えられなかったことだ。

だが、このジョイントベンチャーには法的な課題もある。レーベル各社が補償される仕組みが不明瞭なのだ。新会社の株式を保有していることははっきりしており、すでにその価値は$2B(20億ドル)に上る。しかし、果してMySpaceが各レーベルと特別な契約を交わし、他のサービスが払っているようなストリーム毎の料金を免除されているのかどうかはわかっていない。RhapsodyやiMeemなどの会社は音楽ストリーム1曲につき$0.005から$0.01支払っていると言われている。もしMySpaceがそれ以下しか払っていないなら、反トラスト、価格差別の問題が持ち上がる。MySpaceはレーベルとの契約については、楽曲使用料を払っている、ということ以外にはコメントを控えている。その契約が一般的にみて市場にとって健全なものであるかどうかを知るためには、透明性を高めることが重要だ。その情報がない限り、レコード会社がこのベンチャーに参加しているのが、新会社の株価のためであり、またインターネット上のライバルたちを潰すために競争上有利な施しをしていると決めつけられても仕方がない。

下にも画面イメージがあるた。




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(翻訳:Nob Takahashi)