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iPhoneの無料アプリケーションに広告を入れてデベロッパにお金を払うLiveRail

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FacebookのAndroidアプリには期待しないように

AppleのApp Storeができてから、デベロッパたちはずっとジレンマを抱えている:“無料か?それとも有料にすべきか?”。収入を得るためにアプリケーショを有料にすると、当然ながらそれは敷居を高くする。無料のアプリケーションがたくさん出回っている環境では、なおさらだ。でも、有料制でアプリケーションが信用されることもある。無料のアプリケーションは手抜きも多いだろうと、ユーザは想定するから。

今日(米国時間10月22日)、LiveRail for the iPhoneがロンチした。これは、無料のアプリケーションにお金を稼がせることによって、上のような状況を完全に変えてしまう広告プラットホームだ。LiveRailを使うとiPhoneのアプリケーションのデベロッパは、短いビデオ広告を自分のアプリケーションに埋め込める。その広告は、アプリケーションを立ち上げた直後に再生され、デベロッパはCPMに基づいて広告料をもらう。CEOのMark Trefgame曰く、このプラットホームはプラグ&プレイなので、デベロッパはほんの数行のコードを書くだけで実装できる。



このプラットホームを支える技術が、なかなかおもしろい。それは、単純にビデオをデベロッパが作るアプリケーションに埋め込むのではなく、そのアプリケーションをユーザが立ち上げるたびに、まずLiveRailのサーバに接続し、ユーザの接続速度に合ったビットレートでその日の広告をストリーミングする(Edgeを使っている場合はわずか60kのとても小さなファイルをダウンロードする)。LiveRailのサーバに接続できなかったときには、キャッシュに入れておいた前回の広告を再生する。デベロッパはアプリケーションにタグを付けて、広告のターゲットを限定できる。そして将来のリリースでは位置サービスがサポートされるので、たとえばユーザが今いる場所の近くのお店の広告を流すことが可能になる(おっ、この近くにChipotleがあるのか!)。

広告を流すと、そのデベロッパは批判されるかもしれない。がしかし、このおかげでアプリケーションを無料で使えるのだと分かれば、納得してもらえるだろう(有料のアプリケーションに広告を入れるやつが現れたら、そいつは叩かれるかもしれない?)。しかも、ユーザはこの傾向に慣れたほうがよい:こんなビデオ広告を使うのはLiveRailが初めてかもしれないが、そのうち、AdMobなどほかの広告ネットワークも同じことを始めるだろう。

こんな広告のやり方にAppleがどう対応するか、それも見守る必要がある。Appleはストアの上の有料アプリケーションからはマージンを取っているが、無料アプリケーションに広告が入ると、その送信費用をAppleがまるまるかぶることになる。デベロッパは課金されない。この広告が流行ってアプリケーションの使用時払いが廃れ、“無料の”アプリケーションがどんどん増えれば、Appleもアプリケーションの提供方式を根本的に考え直すだろう(広告付きの無料アプリケーションを“禁ずる”かもしれない)。

[原文へ]
(翻訳:hiwa)

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