Yahoo、お手柄!ネット動画分野でNo.2にごぼう抜き

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ニールセン・オンラインがまとめた「VideoCensus」から、今年9月期の動画最新市場シェア統計(上)がBeet.TVにリークし、Yahooの月間動画ストリーム数がいきなり56%増え、2億6400万回を記録したことが分かった。

まだ首位YouTubeの53億回には及ばないが、それでもニールセン・オンラインによるとFox(=MySpace)、MSN、Nickelodeonの次点に泣いた8月から9500万回も増えており、オンライン視聴者数も1000万人増え2990万人となっている(因みにcomScoreがまとめた今年7月期「Video Metrix」統計ではYahooは第4位だった)。

世の中の人たちは相変わらずYouTubeで観る動画の方が、Yahooで観る動画より20倍多い。YouTubeは9月単月で動画ストリーム回数が5億9200万回増えた。この増加分だけで、Yahooの全ストリーム回数の2倍に相当する。また、YouTubeは全体のオーディエンスも多い(ユニーク視聴者数8190万人)。

が、Yahooの場合、広告を出せる動画の割合いがYouTubeより随分高いのだ。今週僕が共同で司会進行役を務めたオンライン動画に関する討論会で出回ったある推計によると、YouTubeは自分たちの動画のうち、たった4%(2億1400万ストリーム)からしか利益を出していないという。従って収益で比べると、Yahooがどれぐらいの割合いの動画に広告を流しているかによっては、こうして生データを見て想像するより意外と早くYouTubeに追いつく可能性もある。

Foxが抱えている2億4200万動画ストリームと、その背後にある大手動画サイトにも(広告出稿率が極めて高いので)同じロジックが通用する。もっとも今年9月期のWeb動画市場シェアはFox、MSN/Windows Live、Nickelodeonのいずれも減少しているが。

Yahooに動画シェア大躍進をもたらした要因は何なのか? Yahooスポーツ娯楽担当VPのJimmy Pitaroによると、Webウォッチャーが普通のテレビで見そびれた番組についてあらすじを教える『Primetime In No Time』のようなオリジナルなプログラミングで、新たに1億回分のストリームが生まれたのだそうだ。Yahooで目下人気No. 1の動画は、Shakira『Hips Don’t Lie』のファン出演のマッシュアップ(下)。そうね、ヒップは嘘つかない。

Update: あと9月の好成績に貢献した要素としては他にも、関連動画の掲載位置の改善で追加ビューの循環が生まれたこと、Yahoo Newsから選挙の関連動画を見たい人が雪崩れ込み、Yahoo Financeからは金融破たんの関連動画を見たい人の流入があったことが挙げられる。

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(翻訳:satomi)