求めよさらば与えられん。Twitorityが信頼度ベースのTwitter検索を公開

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昨日(米国時間12/27)Loic Le Meurが、Twitterに信頼度に基づく検索機能を入れて、フォロワーの人数の多いユーザーだけを探せるようにしてほしいというブログ記事を書いた。すると多くのブロガーが、この一見罪のない要望に腹を立て、信頼度と人気度の違いや、Twitterで人気度を稼ぐのは簡単であることなどをまくし立てた。しかし、少なくとも何人かの人は価値ありと思ったようだ。12時間後にLoicが書いたところによると、Jon Wheatley率いる小さな開発チームが、まさにLoicが要求したことをする
Twitorityというサービスを新しく立ち上げた。

WheatleyがLoicに宛てたレターがこれ。

今朝、信頼度ベースのtwitter検索についてLe Meurさんが書かれた記事を読んで以来、友人何人かと共に必死に答えを探し続けました。12時間と大量のコーヒーを消費した後、どうやら解決できたようです。信頼度に基づくtwitter検索が、http://twitority.comでできるようになりました。

これは簡単な作業ではありませんでした。twitterのAPIには非常にきつい制約があるため、実現するためにはいろいろとウラ技が必要でした。もちろんこれは理想的な解ではありませんが、twitter自身がこの機能を入れるまでの繋ぎとしては用が足りるのではないかと考えています。

このサービスは今のところ本当に必要最小限のものしか備えていないが、かかった時間を考えればすばらしい。検索対象ユーザーとして「any authority(信頼度ゼロではない)」、「a little authority(信頼度は低い)」、「a lot of authority(信頼度が高い)」のいずれか(後の二つについてフォロワー数の基準は示されていない)を指定することができ、検索結果にはユーザーのフォロワー数が表示される。現在の「高信頼度」の基準設定は高すぎるようで、「iPhone」や「Twitter」というよく出てくるキーワードを指定しても一件も見つからないことがよくある。しかし、これでテクノロジーは揃ったので、もっとカスタマイズできる設定を実現するのも比較的容易だろう。

では、果してTwitorityがTwitterの黄金時代に終りを告げるのか。それはない。

騒ぎの張本人であるLoicでさえ、人気度に基づく検索に「信頼度(authority)」ということばが適していないことを認めている(自身の言葉遣いのせいにしている)。呼び名はともかく、ユーザーをフォロワーの人数でフィルターできるのは便利で、まちがいなく価値ある機能だ。しかし、これがTwitter民主主義に終止符を打つものではない。なぜならGoogleがこの10年で見せてきたとおり、人気度は重要性の最適な指標ではない。その意味で検索結果からスパユを除くアルゴリズムが必要だろう(Twitterがすでに社内で検討中ということも十分考えられる)。

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(翻訳:Nob Takahashi)