Adobe AIR、順調に離陸―インストール1億回以上を記録

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Adobeは同社のクロスプラットフォームのRIA(リッチ・インターネット・アプリケーション)のランタイム、Adobe AIRのインストール成功回数が1億回を記録したと発表した。またAdobeはFlashプレイヤーの最新版(v10)が、リリース後、わずか2ヶ月で世界中のコンピュータの半数にインストールされたとしている。

発表の舞台となったのは、AIRの公式リリース後、1年を経ずに日本で開催されたイベント、Adobe MAX Japanだ。

Adobeによると、AIRのインストール回数が1億回というのは全AIRのインストールベースの推計として最小限の数字だという。(つまり実際にはもっとずっと多いと示唆している)。というのはこの数字はインストールの成功が100%確実なもの(インストールの後でソフトウェアが実際に走っていることをAdobe側で確認できた分だけ)だからだ。AdobeFlashプラットフォームを使ってウェブ・アプリの開発を行っているデベロッパーについては、過去1年の間にオープンソースFlex framework、Adobe Flex Builderを含め、AIR SDKが100万回以上ダウンロードされているとしている。

Millward Brown社の調査によると、AdobeのFlashプレイヤー10は世界のコンピュータの55%にインストールされており、さらに次の四半期末にはインストール率は80%になるという。またインターネットに接続可能なコンピュータの99%以上に、いずれかのバージョンのFlashプレイヤーがインストールされていると言われている。バージョン別の内訳はこちら。しかし数字はAdobeの発表によるものだという点に注意。

一方、われわれが報じてきたように、Flashプレイヤーは携帯に入り込むのに依然、苦闘中だ。

これをMicrosoftのFlashプレイヤーのライバル、Silverlightと比較してみよう。2008年10月にリリースされたSilverlight 2 について、インストールベースの実数は明らかにされていないが、Microsoftでは、一部の国では普及率は5割に近づいており、アメリカでの30%だとしている。

Adobe AIRの話に戻るが、Flashプラットフォームのプロダクト・マーケティング担当グループマネージャー 、Adrian Ludwigはブログ記事で、AIRランタイムのインストールは、ユーザーがAdobe.comを訪問して行ったものよりもアプリケーション経由で実行されたものの方が圧倒的に多いということだ。

LudwigはAIRを利用しているアプリのうちもっともポピュラーなものとしてTweetDeck、Twhirl、AOL Top 100 Videos、eBay Desktopを挙げた。(全部のリストはこちら)。私自身がいちばん頻繁に利用しているAIRアプリはTwhirl、Yammer、Google Analytics Reporting Suite、Finetune Desktop、Snackrなどだ。

読者の皆さんの場合はどうだろう?

[原文へ]

(翻訳:Namekawa, U)