Pinch Mediaの調査によると、iPhoneアプリケーションの平均「賞味期間」は30日未満

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5億回以上ダウンロードされたiPhoneアプリケーションの数は20,000以上に上るものと思われる。しかしそれぞれのアプリケーションの「賞味期間」はどの程度のものなのだろうか。分析業務を行うスタートアップのPinch MediaのCEOであるGreg Yardleyは、同社にてダウンロードした3000万以上のiPhoneアプリケーションに関する統計情報を発表した。その際に提供された資料で最も興味深いのはiPhoneアプリケーションの利用頻度の減少率について言及するものだ(上の図を参照。またプレゼンテーション資料全体も記事下に掲載しておく)。無料アプリケーションについて言えば、ダウンロードした日以降にそのアプリケーションを利用する率は約20%に過ぎない。30日経過後には、5%未満しかそのアプリケーションを利用していない。有料アプリケーションについての減少率はさらに大きなものとなっている。つまり人々の注目を集めて収益を得るチャンスは、ほんの僅かしかないということだ。

永遠に繰り返される「アプリケーションを無料にすべきか、それとも有料にすべきか」という疑問があるが、iPhoneアプリケーションについてデータから導き出される結論は次のようなものだ。すなわち最も成功したものを除き、広告収入で開発費用を賄う望みはほとんどなく、無料で提供することに積極的な意味はない。

無料アプリケーションは有料アプリケーションに比べて6.6回多く利用される傾向がある。しかしこの差は収益化の観点からすると十分なものではない。Yardleyは簡単な計算を披露している。つまり、平均的な有料アプリケーションは利用者単価で0.70ドルをもたらしてくれる。無料アプリケーションが利用される回数は80回。ここで利用者単価で見て有料アプリケーションと同額を稼ぎ出すためには、$8.75CPM(表示回数1,000回あたりの料金)を達成する必要がある。しかしiPhoneアプリケーションにおける掲載広告のレートは0.50ドルないし2.00ドルの範囲のものだ。これはアプリケーション利用一回につき、広告がひとつ表示されるものとして計算している。アプリケーションに、より多くの広告を掲載するという手もないではないが、それは利用者に敬遠される原因となるだろう。

Yardleyの計算によれば、現在のところ広告費によって有料アプリケーション以上の収益を上げ得る無料アプリケーションは5%に満たないとのこと。「アプリケーションを無料にしなければならない特別の理由がない限り有料化すべき」というのがYardleyのアドバイスだ。

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(翻訳:Maeda, H)

“Pinch Mediaの調査によると、iPhoneアプリケーションの平均「賞味期間」は30日未満” への1件のコメント

  1. […] Tech Crunch Japanの記事「Pinch Mediaの調査によると、iPhoneアプリケーションの平均「賞味期間」は30日…」を読んで。 […]

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