Twitterについてはそろそろ検索エンジンとして考えるべきだ

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今晩(米国時間3/5)、ある友人と夕食をいっしょにしたが、話がTwitterのことになった。友人はTwitterといってもどうもピンとこないようだった。私のまわりでTwitterについてピンとこない人間は彼一人ではないが、特にTwitterが最近の資金調達で得た$250M(2億5千万ドル)以上という巨額の会社価値評価に納得がいかない様子だった。私はその評価は当然だと説明した。なぜならTwitterは、何にも増して、検索エンジンだからだ。

私はTwitterをマイクロ・ブログ・サービスだと考えていると説明した。膨大な感情―苦情などがそこに吐き出されている。これは、すごいことだ。しかもwitterが獲得したユーザーベースはすでにクリティカルマス〔臨界点〕を超えている。世界中でなにか事件が起きていたら、必ずTwitterから情報が得られるのだ。

Twitterはまた他の種類の情報源にもなる。たとえば、企業の製品やサービスに関する生のユーザー体験だ。たとえば、数ヶ月前、ルフトハンザ航空のきわめて手際の悪いサービスのおかげで空港で立ち往生したことがある。私はTwitterで不満をぶちまけて、多少気が晴れた。すくなくとも長い行列に立ってぼんやり待っている以外のことができたわけだ。これ以外にも、私はWホテル(インターネット接続なし、部屋が寒い)やComcast(例によってインターネット接続の問題)について苦情をTwitterしたことがある。

最近、企業の製品やサービスについての体験をリアルタイムでTwitterに投稿するユーザーがますます多くなっている。企業側では、個別に対応すべきか(Wホテルは、ほっておいてくれ、と言って追い払うまで私にまとわりついた)、あるいは、単に何がうまくいっていて、何がうまくいっていないのかに関して情報を集めるべきか、いずれにせよすべての情報を欲しがっている。

そして、すべての情報はTwitterが昨年夏に買収した検索エンジン、search.twitter.comで収集できるのだ。

一般ユーザーはニュースを検索している。企業は製品やサービスへのフィードバックを検索している。これらはすべて大きな価値がある情報だ。

Twitter自身もこのことを認識している。Twitterはこの事実の上にビジネスモデルを打ち立てようとしている。有料のプロアカウントなどから入る細々した収入などどうでもよい。今必要なことは、ますます成長してユーザーベースを増やすこと、もっともっと上記のような不平、不満の生の声を集めることだ。トータルされるとそれらの情報は途方もない価値を生む。Googleの例でも明らかなように、検索は巨額の収入に結びつく。現在、オンライン広告売り上げの約40%は検索連動広告から来ている。

John Battelleも言っているとおり、Googleでさえこの分野でTwitterと競争できるか疑わしい。(Facebookは大いに努力しているが)。

しかも金を生むのは単に広告だけではない。企業はこうしたデータを意味のあるものにするために、現在まだTwitterが提していない各種の分析ツールを必要としている。もちろん、Scout LabsのようなサードパーティーもTwitterのデータマイニングに乗り出している。しかし、Twitterには企業向けのさまざまなユーティリティーの提供から収益を上げる方法があるはず。Facebookが2年前にそうしたように、買収提案をうまくかわしていくことができれば、Twitterが独立の企業としてやっていくに足る収入を得ることは可能だろう。いや、もしかすると株式上場さえできるかもしれない。

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(翻訳:Namekawa, U)