IBM、Sunを$6.5Bで買収へ

次の記事

外出先でSlideShare! SlideShareにモバイル版サイトが登場

エンタープライズ技術に整理統合の時がやってきた。かつて隆盛を極めたSun Microsystemsが、わずか$6.5B(65億ドル)でIBMに買収される交渉に入っていると報じられている。これはSunの四半期2期分の収益だ。Sunのバランスシート上の現金$2.6B(26億ドル)と短期投資を考慮すれば、実質的オファーは$4B(40億ドル)程度になる。今日Sunの株価は65%跳ね上った。

Sunの主要事業であるSolarisサーバーは、ここ数年低価格オープンソースのLinuxサーバー(現在は同社も提供中)の襲来を受けて苦戦している。しかし、今でもSunは基幹産業で重要な地位を占めている。IBMの筋書きは、サーバー市場シェアを統合することによって、HP(ITコンサルタントの巨人EDSを昨夏に買収)や、今またCisco(サーバー、ストレージ市場進出を目論む)との激化する競争に立ち向かうことだ。Sunがオープン標準への準拠を約束したこともIBMの哲学とよくかみあっている。忘れてはならないのは、SunがMySQLを所有していることだ。(ZDnetのLarry Dignanが優れた分析を行っている。)

この買収によって、IBM傘下でさらに大がかりなテクノロジーのごちゃ混ぜが起こることになるが、未だかつてIBMが非互換システムを売るのに苦労したことはない。Sunには豊富な技術特許と技術力もあり、IBMはそれを再活用できるはずだ。

しかし、もしSunがIBMに出すものがそれだけなら、買収があったとしても、それはクラウドコンピューティングが業界全体を変えてしまうまで、従来からのデータセンターの市場シェアを建て直そうという戦術的なものにすぎない。実際、Sunは今日(米国時間3/18)同社のクラウドコンピューティング製品群を発表しており、これは最近同社がQ Layerを買収したことによって強化されたものだ。Sunのクラウドコンピューティングへのアプローチは、大企業に対して基幹業務向けにクラウドという選択肢を用意するもので、それがAmazon、Google、Salesforce、Micosoft等々の公開型クラウド製品とも相性がよい。

その変遷は、企業のデータセンター自体を巨大なバーチャル化された一台のコンピューターに変えることから、本当の意味でクラウド上のコンピューティーング、ストレージ、データベースサービスを提供することまで、いろいろな形態をとることになるだろう。

[原文へ]

(翻訳:Nob Takahashi)

“IBM、Sunを$6.5Bで買収へ” への2件のフィードバック

  1. […] IBM、Sunを$6.5Bで買収へ written by admin – March 19th, 2009 IBM、Sunを$6.5Bで買収へ-TechCruch […]

コメントを残す

以下に詳細を記入するか、アイコンをクリックしてログインしてください。

WordPress.com ロゴ

WordPress.com アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト / 変更 )

Twitter 画像

Twitter アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト / 変更 )

Facebook の写真

Facebook アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト / 変更 )

Google+ フォト

Google+ アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト / 変更 )

%s と連携中