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Facebookさんユーザに屈服したらだめだよ

“らくだは委員会が設計した馬である。” 出典

らくだと馬の比喩は(らくだをけなすつもりはもちろんないが)、あまりにも多くの人が製品に口出しをしたときに起きる問題を見事に表現している。Seth Godinは、Sonyのウォークマンは事前に消費者の要望を聞いて作ったらあのような見事な製品にはならなかっただろうと言っている(彼のPurple Cowという本を読んでみて)。数日前にRobert Scobleが、事前に買い手に機能の要望を聞いてから作ったら、ポルシェはボルボになってしまっただろうと言った: “ポルシェを持っている人たちに要望を聞いたら’乗り心地が良くて、トランクのスペースが大きくて、足元が広いこと’などと言うだろう”。Scobleは続けて: “でもそんなデザインは、ボルボだよ。”

つまり、ユーザの言いなりになったら、平凡で、機能ごたごた山盛りで、退屈なものしかできないのだ。iPhoneを作って業界全体の進路を(スマートフォンのブームへと)変えてしまうなんてことは、独裁者じゃないとできない。Steve Jobsが、他人の言うことを聞いてあの製品にいろんな機能を加えると思う?

だから、これまで何度もユーザの意向を無視してきたFacebookが、最近の大々的なデザイン変更で折れて、一部を元の機能に戻したことが、とても意外だ。しかも、100万人の人がそれを要望したからなんて。

Facebookはいつも、ユーザに挑戦状をたたきつけてきた。ユーザはそれを嫌った(最初のNews Feedも嫌われたが、今ではたくさんの人が必死でそれを変更から守ろうとしている)。FacebookのCEO Mark Zuckerbergは昨年のインタビューで、ユーザは、かなり時間はかかるがそのうち変化を受け入れる。だからFacebookは自分のやり方を押し通していく、と言っている。でも突然、一部のユーザが新デザインに不満だからといって、降伏の白旗を掲げてしまった。

これらの変更を本当にやりたいのなら、あのブログ記事のタイトルを”Responding to Your Feedback(要望にお応えして)”にすべきではなかった。不満の声を無視して、単純に変更を発表すべきだった。フィードバックを聞き入れるという態度を示したら、Facebook号の口うるさい船頭は100万人から1000万人に一挙に増えてしまい、収拾つかなくなるだろう。

いつの日にか、不注意なユーザたちが、Facebookに対して、過去にFacebookがMySpaceに対してしたこと(そしてMySpaceはそれをFriendsterに対してした)をするだろう。ユーザに迎合することは、自分の首を絞める行為だ。ユーザに挑戦し続けること、それが勝者への道だ。

[原文へ]

(翻訳:hiwa)

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