情報筋より:Twitterは10億ドルでも売るつもりはない

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昨日(米国時間4/2)のGoogleとTwitterに関する話の続報が入ってきた。新たに情報筋から伝えられたところによるとTwitterの買収に興味を持つGoogleは、Twitterと話し合いを行ってきている。但しGoogleの内部的評価額はTwitterの最新ラウンドにおける約$250M(2億5000万ドル)を若干上回るところのものらしい。Twitter側には乗り気な人もいるようだが、CEOのEvan Williamsは10億ドルでも売らないと言っているそうだ。「一瞬気を引かれるかもしれませんが、売らないでしょうね」と情報提供者は言っている。

またGoogleにとっては検索関連分野でのアンチトラストのことも足かせになるかもしれないとのことだ(この件について記事にしているところもある)。

もちろんこのような話には駆け引きがつきものでもある。またTwitter内部にも種々の意見があるのは当然のことだ。Twitterはブログにて公式に「私たちの目的は利益を上げる独立企業としての道を歩むことであり、その歩みは始まったばかりです」と記している。しかしこれも、あらゆる企業があらゆる時に述べる見解であると言うこともできる。昨年Facebookが買収交渉をある程度進めたことから判断すると、売却を全く考えていないというわけでもないのだろう。ただその時と比して、交渉のテーブルに着くための評価額は大幅に増加しているようだ。

結局GoogleがTwitterに10億ドル以上を出すようなことはあるだろうか。これはわからない。しかしこの話には必ずやマイクロソフトも絡んでくることだろう。そしてGoogleおよびマイクロソフトの両巨人がTwitterを将来的な検索ツールとして取り込むことを考えるなら、10億ドルという額も微々たる金額であるということになる可能性もある。

短期的業務提携について

一方で、TwitterとGoogleの業務提携についての話し合いも続いている。Googleの欲しているのはTwitterの情報をリアルタイムで取得して直ちにインデックス化することだ。現在Googleは定期的にTwitterのアップデート情報を監視して自力でインデックス化を行っている。このような方法ではTwitterでの投稿をインデックス化するのに多大な遅れが出てしまっている。またコンピュータ資源の観点からしても非常に高価なものについている。Twitterからのリアルタイムフィードは、Googleにとって非常な価値を持つわけだ。

Twitterがこのリアルタイムフィードを認めれば、草創期にあるリアルタイム検索の分野における優位性を失うことになるだろう。買収無しにおいしいとこ取りができるのなら、Googleにとってこれほどうまい話はない。ところでTwitterは、自らの情報をフィードすることの価値について、本当に理解しているのだろうか。

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(翻訳:Maeda, H)