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Mobile RoadieはバンドのiPhone用カスタムアプリケーションを安上がりに作ってくれる

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レコード業界はAppleのApp Storeに、なんだか笑っちゃうぐらい、ためらいがちに接近した。App Storeが昨年の夏に開店したとき、メジャーなアーチストたちの一部はあまりにもベーシックなあまりにもつまらないアプリでお店の味見をした。単純な起動画面に毛が生えていないようなものと彼らの曲をほんの数曲、というものもかなりあった。でも、世の中は変わり始めている。先頭を切ったのはNine Inch Nails(NIN)で、ここは昨年秋にTapulous提携してTap Tap RevengeのNIN専用バージョンをリリースし、さらに最近では、NINのファンにリッチメディアのライブラリとニュースとSNS機能を提供する’NIN Access’という本格的なアプリケーションをロンチした。評判は上々で、レビューした人の75%が5つ星を付けている。

そこで今では、メジャーなレコード会社も(そして数え切れないほどの数のインディーのバンドも)、同じことをねらっている。そしてそこに、Mobile Roadieが登場。それは、バンドが自分たちのカスタムアプリケーションを素早く作ってApp Storeに提出できるための、アプリケーションプラットホームだ。Mobile Roadieの利用料金は比較的安く、バンドはこのプラットホームのほぼ完全に自動化されているシステムを使ってアプリケーションを作り、AppleのApp Storeに送るまでがだいたい1週間だ(その後長くかかるのは、いまだに謎の多いAppleの審査過程だ)。

そのアプリケーションは、写真集、音楽のストリーミング(iTunesで買える曲にリンクしてもいい)、YouTubeのビデオ、今後のコンサートのスケジュール、’fan wall’のような対話的機能(ユーザがコメントや写真を投稿しほかの人たちはリアルタイムでそれらを見れる)など、いろんなコンテンツをサポートできる。バックエンドではバンドは使いやすいCMSにアクセスして、写真やビデオの更新、コメントの管理、新しい記事のアップロード、などなどを行う。アプリケーションのApp Storeでの定価も、バンドが決められる。

CEOのMichael Schneiderは、Kyteのようなメディアプラットホームがあることはあるけど、使うのに何千ドルもかかることがある、と言う。Mobile Roadieはかなり安くて、最初のセットアップが399ドル、その後の月額会費が29ドルだ。インストール数が1000を超えるような大型バンドは、1インストールにつきさらに月額1セントを払う。同社は現在、大手レコード会社全社と交渉中で(すでにアプリケーションをテスト中のところもある)、大手のインディー配布企業The Orchardとは専属契約を結んだ。

Mobile Roadieで作ったアプリケーションをいくつか試してみたが、だいたいどれも良くできている(メディアの種類や数が少ないとさびしく感じるが)。同社は、これから伸びていく市場をがっちりつかんでいると言える。とくにiPhone 3.0が出たら、いちいちアプリケーションを動かさなくてもお気に入りのバンドからリアルタイムでコンテンツをアップデートできるようになるだろう。

Mobile Roadieで作られたアプリケーションにどんなのがあるか知りたい人は、ここに目録があるので見てちょうだい。

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(翻訳:hiwa)