NYタイムズ、第1四半期の広告収益減少に歯止めかからず

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新聞広告の前途は、ひどいから、恐ろしいに変わってきた。今日(米国時間4/21) New York Timesが第1四半期決算を報告し、同ニュースメディアグループ(New York Times、Boston Globeのほか地方紙を含む)全体の広告収益が28.4%減少したことが明らかになった。前四半期は18.4%減だった。即ち減少率は高まっている。

インターネット広告収益は、6.1%減の$67.6M(6760万ドル)で、昨年が3.5%減だった。About.comの広告はNYTimes.com以上に「貧血」状態だが、クリック単価は何とか持ちこたえている。同四半期の総広告収入は$335M(3億3500万ドル)で、新聞販売を含めた総収益は$609(6億900万ドル)だった。会社全体では$74.2M(7420万ドル)の純損失を計上した。言い換えれば、New York Timesが会社全体で失った金額は、インターネット広告で上げた収益よりも多い。

同紙はこれまで人員削減やコスト削減、資産の売却などによって財政上の義務を果たしてきた。CEOのJanet Robinsonは、第2四半期の広告収益が「今期と同程度」の割合で減少すると予測している。しかし、同氏が広告主らと話した感触によると、一年の「前半に経費を削減」したで、後半には可能であればもっと費用をかけるかもしれないという。(言い換えれば、各社が自制して待ちの態勢を取ったということで、今の経済下にあっては賢明である)。

会見中同氏は、会社が広告以外にオンライン収益を上げる方法を模索中であることに言及したが、その新収益モデルは「バナー広告事業に影響を与えることなく」[収益を]付加する必要があると念を押した。どこにこの代替収益源を求めるのか、新しい少額支払い構想なのかそれ以外なのかは明らかにしなかった。

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(翻訳:Nob Takahashi)