教科書と新聞用の大型Kindleが今週登場ーNYTも配信か

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ニューヨークタイムズのBrad Stoneの記事によると、新聞と教科書向けに特化した大型のKindleが今週登場するという。話のキモはこうだ。

結局、KindleのメーカーであるAmazonがオールド・メディアに最初に電子的救命ブイを投げてやることになりそうだ。Amazonは早ければ今週前半にもAmazonは無線で新聞や雑誌、教科書を配信するのに特化した大型Kindleを発表する。

Amazonの広報担当者はコメントを避けているが、情報源によると、ニューヨークタイムズを含む一部の新聞が大型Kindleの発表に加わるという。ニューヨークタイムズの広報担当者、Catherine J. MathisはAmazonとの提携についてコメントできないとコメントした。

大型のKindleが準備中だという情報はそもそもわれわれが以前から伝えてきた。今回の報道はこれにわずかな事実を付け加えたにすぎない。Stoneは自分の所属する会社―ニューヨークタイムズ―を取材したがコメントは得られなかった。しかしBBGのJoelが書いているとおり、何かあるということは大いにほのめかされてはいる。

というわけで、どうやら発表があるのは間違いないらしい。では、その意味するところは? 新聞や雑誌用のKindleが登場するというのはエキサイティングだ。雑誌や新聞の発行部数がダウンしている。そうなると紙や印刷費などのコストが大きくのしかかってくる。記者の出入りも始終ある。しかし毎日発行を続けなければならない。すべてをKindleで電子化できれば産業にとってすばらしい未来が描ける。

しかし、読者はKindleのNYTに金を払うだろうか? 私のKindleによる配信の経験は限られている―CrunchGearとTechCrunchはKindle版が配信されている―が、小さい版元はKindleで大したビジネスはできそうにない。しかしNYTやWired、New
Yorkerのような老舗は、活字を読む習慣があって技術にも強い層の支持を得られるかもしれない。

eブックがこれほど成功しているからには新聞や雑誌にも可能性はある。われわれは革命の戸口まで来ている。十分な数の読者をKindle版への転換に誘導できるかどうかがオールドメディアが生き延びられるかどうかのカギとなるだろう。

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(翻訳:Namekawa, U)