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Next09: Chris MessinaにOpenIDの現状をビデオインタビュー

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Next09カンファレンスで私が行ったビデオ・インタビュー・シリーズの最後を飾るのは、ミスターWeb 2.0こと、オープン・ウェブの主唱者、Chris Messinaだ。彼はCitizen Agencyを主催し、DiSo Project、Vidoopにも関わっているだけでなく、忙しい時間をやりくりしてOpenIDファウンデーションにも役員として参加し、熱心なエバンジェリストを務めている。そこで私はOpenIDの現状について少し話を聞いてみた。

ちなみに、OpenIDは非集権的、分散的な単一サインイン規格で、ユーザーはさまざまなサービスに単一のID情報でログインすることができるようになる。つまりユーザーがOpenIDをサポートしている一つのサービスに登録すれば、そのIDが他のOpenIDサービスにも共通にログインできるデジタル・プロフィールになるわけだ。

インターネットの大手サービスはMySpace、Facebook、Yahoo、Google、Microsoft、PayPal、AOLその他多数がOpenIDをサポートしている。しかし問題はこれらのサービスのほとんどがOpenIDを発行するだけで自サービスのログイン用に受け入れていないという点にある。(つまりYahooのOpenIDでAOLにはログインできない、など)。

1年ほど前にMichael Arringtonは「多くのサービスは鳴り物入りでOpenIDの発行者になるが、いっこうに受け入れ側になろうとしない。OpenIDをPRのために利用して、いいとこどりをしている」と批判した。

率直に言って、その後、利用の規模は順調に拡大しているものの、情勢が大きく変わったとはいえない。OpenIDの発行に参加している大手サービスのほとんどは、他社の発行したOpenIDによる自分たちのサービスへのログインを依然として認めていない。大きな例外は―驚いたことに―Facebookだ。自社に競合サービス(Facebook Connect)があるにもかかわらず、Facebookは 本当の意味でOpenIDをサポートする最初のメジャー・サービスとなった。この問題についてはFacebook ConnectとOpenIDの関係は入り組んでいるというわれわれの記事を参照。

いずれにせよ、Messinaと私は、OpenIDの現状について、Facebookとの関係、各国政府機関が受け入れ用IDとして利用するようなればよいという展望、OpenIDとFacebook ConnectやGoogle Friend Connect、Twitter Connectとのライバル関係などについて話し合った。

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(翻訳:Namekawa, U)