Fotomotoを使えば自分のサイトで簡単に写真販売を始めることができる

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サイトのコードに数行加えるだけ。たくさんの画像を掲載するサイトに、ただ数行を加えるだけで自身のサイトから写真の販売を行えるようになる。そんなことを可能にするスタートアップが登場した。あまりに簡単な仕組みであり、他にも同種のサービスがあるだろうと考える人が多いだろう。しかし最近登場したFotomotoと同様のサービスは他にはないようだ(つまりFotomotoは良いサービスを提供しているということだ)。もちろん写真家の写真を他のウェブサイトで販売する方法はたくさんある。しかしそのようなサービスに於いては通常、写真家および購入者の双方がマーケットプレイスサービスにおけるアカウントの取得をしなければならない。

Fotomotoは、従来のマーケットプレイスとは異なったサービスを提供している。写真を掲載しているサイトに数行のコードを加えると、自動的に販売用写真として登録され、かつ「写真購入」のリンクが付加される。購入用のリンクをサイトの他の部分にとけ込ませ、ルック&フィールに合致するように細かな設定を行うこともできる。また販売する写真のサイズ毎の価格を設定することもできる。サイトを訪問した人が写真購入のリンクをクリックするとFotomotoのウィジェットがポップアップして直ちにPayPalを使って購入することができる(クレジットカードにも今月中に対応予定)。またe-cardとして他の人に送ったり、ソーシャルネットワークやブックマークサイトで共有するためのリンクも数週間以内に実装されることになっている。

Fotomotoサービスの実装例はdaily dose of imagenaryサイトやChromasiaにある(写真の下に購入用リンクがある)。

写真家およびサイト運営者は、写真が実際に売れた際にコミッションを支払うことになる。つまり写真販売を始めるにあたって、月額費用やそれに類するものは一切必要ないということだ。Fotomotoに支払うコミッションは印刷コストおよび最初に設定する写真の価格により変動する。Fotomotoは印刷コストおよび支払い処理の費用として、コミッション額を15%としている。Fotomotoは現在の印刷サービスに加えて絵はがき、Tシャツ他での印刷サービスも間もなく提供する予定にしており、それにより販売数を増やせると見込んでいる(Fotomoto、写真家の双方の利益が増加する)。またFotomotoのサイトでも多くの写真を掲載してiStockphoto風のディレクトリから簡単に写真を購入できるようにもしていく予定だ。


このサービスでひとつ望むのは、Fotomotoを利用したい際に閲覧数、注文数等の一覧を詳細に表示して、写真毎の実績判断を行えるようにして欲しいということだ。こうした情報があれば販売実績を上げるためにどのような手を打つべきかがわかるようになる。ただしFotomotoのようなサービスは駆け出しカメラマンにとっても、あるいは実績のあるカメラマンにとっても、簡単に写真を販売できる良いサービスだと言えよう。写真コンテンツはオンラインでの収益化に関する議論の俎上にも上がりにくく、そのような中、収益化への道を確保することができるという点で、サイト運営者にとっても非常に意味のあるものとなる。

Fotomotoがサービスを提供し始めたのは3週間ほど前で、現在のところ125人ほどの写真家の27,000毎近くの写真を扱っている。これまでに100件のオーダーが処理されたとのこと。企業自体は2008年10月い設立され、直ちにシード資金として初期ステージ向け融資ファームのAmidzad PartnersおよびDFJより30万ドルを調達している。尚Fotomotoは、同社の著名取締役も出資する新たなラウンドを計画中だ。その著名取締役とはAndy L. Woodで、ShutterFlyPhotoWorksの元CEOという経歴を持つ。

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(翻訳:Maeda, H)