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オンラインでさまざまなスタイルDJを楽しむことのできるPlay.fm

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内々にベータ版を見てはいたが、ついにオーストリアはウィーンに拠点を置くスタートアップが、Play.fmといういかにも相応しい名前を持つサービスを一般公開することになった。これでようやく記事にすることができる。ジャンルはよくあるオンラインミュージックだが、ぜひとも試してもらいたいサービスだ。

どのようなサービスなのか、彼ら自身の言葉を引いておこう(短くまとめるのが難しいサービスなのだ)。

PLAY.FMはオンデマンド・ストリーミングラジオの新たな標準となるものです。ベータ版ではDJおよびライブ録音の最大級のオーディオデータベースを利用して、利用者の方々にさまざまな楽しみ方を提供するプラットフォームを構築しました。

この説明でもうまく伝わらないだろう。少々補足しておく。Play.fmが目指すのは、プロの作成したDJ、ライブ録音、ラジオセッション等、基本的にアーティスト自身によってアップロードされた音源を利用して本格的に音楽を楽しんでいる人に向けたサービスだ。音楽をアップロードして個人の楽曲を配信したり、デジタルミックステープの提供を行うものではない。プロによってミックスされたりライブ録音された音楽を発見したり、聴いてみたり、あるいは購買したりするためのハブとしてのサービスを提供する。音源をアップロードした人は楽曲視聴に関する統計情報を入手することができ、うまくいけば人気を手に入れることもできる。音楽レーベルやエージェント、チケット販売業者やイベント運営に携わる人にも各種機能を提供している。

サービス内容はSoundCloudFairtilizerなどと比較してみることが可能だろう。この両者ともプロ指向がより強いものになっているが、DJセットやライブ録音よりも個別トラックを中心にしている。またPlay.fmは、サイトにてDJデータを保存してストリーミングする形式(たいていジャンルはひとつに限られている)で、かつ通常は有料会員に対して提供されているサービスに対抗するものともなっている。

他と大きく変わるサービスを提供しているわけではないのだが、12,000以上のDJセットおよびライブセッションを提供しており、ターゲットとする利用者に対して非常に有益なサービスを提供している。またリスナーに対しても非常に満足度の高いサービスを提供している。オーディオプレイヤーには音楽が波形で表示される(SoundCloudなどでも同様の形式)。これによってマーカーを設定してwikiスタイルでトラックの情報を提供したり、知らないトラックの情報などを確認することができる。この機能によってサイトの魅力が(すくなくとも私と同種の人々にとっては)大幅に高まっている。

ビジネスモデルは、当たり前だが広告モデルを採用している。ただし楽曲の販売も行っている。Meta-Shopと名付けられたショップからPlay.fm内で聴くことのできる曲(140万トラックにものぼる)を購入することができる。現在5つのオンライン音楽ショップから価格、品質、場所等を比較して購入することができ、さらに20件のショップが加わる予定だ。Play.fmはサイトから音楽ショップに行って購入を完了した売上げから手数料を受け取るようになっている。

正直、私は気に入っている。みなさんもぜひ自分で試してみて感想を聞かせて欲しい。

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(翻訳:Maeda, H)