Mac版Chrome責任者が早期公開を正当化。みんなの協力が必要だ

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picture-221この数ヵ月間、誰もがMac版Chromeが出ないことに不満を募らせている。そこでGoogleはその対策として、デベロッパー向けバージョンを一般公開したうえで、正式版にはほど遠いと念を押した。それでも、膨大な人数がダウンロードして、正式版にはほど遠いと文句を言い始めた。そして今日(米国時間6/9)、Mac版Chromeの技術責任者が、そんな批判に答えて登場した。

「この段階で公開した理由をおわかりなのだろうか。これは疑いもなく未完成だ。疑いもなく。抜けている機能は山ほどあり、半分実装したものもあれば全く入っていないものもある。なぜわざわざそんなことをしたのか。われわれを悪者に見せるため?」Mike Pinkerton(MozillaでCaminoブラウザーの開発チームを率いた人物でもある)が今日書いていた。彼の答えは基本的に、未完成の製品を公開することで自分たちがどう思われようと気にしない、ということだ。他のデベロッパーに渡して製品の完成に協力してもらうことは、オープンソースソフトウェアの開発サイクルの一部である。

私には理解できる。

しかしPinkertonはさらに、エリック・レイモンドの有名なエッセイである『伽藍とバザール』を引用してこう言った。

「コミュニティー構築を始めるときは、実現可能な約束を示すことが必要だ。自分のプログラムが格別よく出来ていなくてもよい。荒削りでバグが多く不完成でドキュメント不足でも構わない。怠ってならないのは、(a)動作すること、そして(b)ほど近い未来に真にすばらしい何かへと発展しうることを、未来の共同開発者たちに納得させることだ。」

この後さらに3つの段落を使ってこれを正当化している。

しかし、あの記事は2段落かもっと短かくてもよかったと思う。Mac Chromeチーム嫌いの連中に耳を貸す必要はない。君たちはいい仕事をしている。長い時間がかかってはいるが、少なくても出来上がった時には堅牢な製品になるに違いないことをわれわれは知っている。できればSafari 4よりも堅牢であってほしい。昨日Appleから正式公開されたけれど、私をはじめとするかなりの人数をひどく困らせている。

[原文へ]

(翻訳:Nob Takahashi)