OTOYのデモビデオ2本: まだ信じられない人はぜひ見てね

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本誌が約1年前にOTOYを記事にしたときは、この小さな会社はサーバサイドの3Dレンダリングという技術を世の中に提供しようとしていた。それは、最新のビデオゲームをありふれたクライアントPCの上でプレイできるという技術だ。まったく、壮大な目標と言ってもいい。その後3月にはGDCでOnLive披露され、それによって、OTOYみたいな「クラウドベースのゲーム」(良いのもあればダメなのもあるが)というコンセプトに業界がやっと本気で注目するようになった。しかしOTOYは、自分たちの方式のほうが軽量でエレガントでしかも拡張性があると信じていた。そしてそれを証明するために二つの重要な提携関係を結んだ。その相手はEA(Electronic Arts)とAMDだ。

技術の詳細を駆け足で説明しよう: OTOYは完全にブラウザベースのサービスで、今日のどのブラウザ上でも使える。必要なものはブロードバンド接続のみ。それで720p(HD)のグラフィクスが得られる。プラグインは要らない。何かをダウンロードする必要もない。1080pのグラフィクスを得ることもできるが、それは条件によっては荷が重いかもしれない。重要なことは、何もかも全部OTOYのサーバ上で行われて、生成された絵だけがクライアントに送られることだ。しかも、プレイしていて遅れ感はほとんどない。

高度なグラフィクスを駆使するゲームはXbox 360やPS3のような強力な専用機でなければ無理、と信じている人にとっては、OTOYのやることは、こうやって記事を読んだだけでは信じられないだろう。そういう人は、ぜひ下のビデオを見ていただきたい。なお、このビデオの中ではプレーヤーが自分のコンピュータにXbox 360のコントローラを接続してゲームをプレイしている。コンピュータはテレビに接続されている。このデモのプレイが、400マイル彼方のサーバ上で行われていることにも気づいていただきたい。

かなりすごいと思わない? でも、疑うのも当然だね。では今度は、本誌のライターのJason Kincaidが自分のコンピュータと自分のブラウザの上でヒット作Grand Theft Autoをプレイしているところを見ていただこう。[注記: ある場面でJasonが“1インスタンスにつき1GPUコア”とか言うが、しかし聞いたところでは、この技術はスケーラビリティがたいへん良いので、1GPUあたり10ユーザから、アプリケーションによっては最大100ユーザまで対応できるそうだ。]

どんなありふれたクライアントPCでもOK、と言ったぼくの言葉にウソはない。きみのケータイ(毎秒60フレーム)でも、たぶん大丈夫だ。今後が楽しみなサイトだと思うね。

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(翻訳:岩谷 宏(hiwa))