Twitterサイクル:好奇心、放棄、中毒。全世界ユーザー数が3700万人に

次の記事

Google VoiceがToday Showに初登場。本日招待状の発送開始

Twitterの参加サイクルは少々変わっている。例えばこんな感じだ。増え続けるハイプとリンクとお節介の波によって新人がTwitter.comに連れてこられ、初めてのTwitter界を体験する。その一部が、好奇心から、あるいはおいてきぼりを恐れてアカウントを登録する。何度かつぶやきを送ってはあたりを見回し陳腐なシステムにうんざりすると、放り出して別の楽しみを追求する。

しかし、それでは終らない。多くの人たちが戻ってくる。それは、リンクを送り続けてくる友だちがいたり、テレビなどで何度もTwitterのことを聞いたからかもしれないが、やがて徐々にその効用に気付き始める。友だちのおかしなつぶやき、ニュース速報のリンクなど、時代精神に広く目を向けるための手段である。Twitterは、説明するより体験する方が簡単という類のシロモノだ。しかし、その味に慣れるためには時間がかかり、ハマるまでには何度も露出を繰り返す必要がある。一度ハマッたら、もう戻れない。

Twitterに対する一般的な関心度を測る尺度として、同ウェブサイトを訪れる人数がある。全世界での数字がcomScoreにある。2009年5月には、3730万人がTwitter.comを訪れ、これは2009年4月の18%増であった。前月比は4月の68%から減速しているが、comScoreの米国内5月の3.5%増と比べれば悪くない。

数字が月毎の成長率であることに注意してほしい。2009年5月の全世界ユニーク訪問者数の対前年比は1334%増だ。しかもこのデータには、6月のイラン大統領選挙によって加速されたアクセスは含まれていない。恐らくこれによって対前月比が再び上昇したはずだ。

ここで、さらに深くデータを堀り下げてみよう。3720万人の訪問者の中には、Twitter.comが同サービスをアクセスする主たる手段という人もいれば、登録ユーザーではないが好奇心からサイトを覗いてみたという人もいる。アクティブユーザーの約半数が、ある程度デクストップやモバイル用のクライアントを使用しており、ここの数字にそのデータは含まれていない。comScoreのデータは、ある月のTwitterに対する世間の関心度を測るうえで、ある程度の目安にはなる。ここから脱落率を知ることはできないが、人々が没頭していく様子をある程度見ることができる。

殆どの人がTwitterを羊のように受け身で使っている。他の人たちのつぶやきを読む方が自分で書くよりも多い。みんながTwitterを読んでいるかどうかをどうすれば知ることができるだろうか。Twitterのページビューを見ればよい。5月は全世界で前月比30%増の9億ページビューだった。つまり、ページビューの増え方は、ユニーク訪問者数の増え方の倍近い。これは、各ユーザーが前月の2倍のページ数を見ていることを表している。

さらに詳しく見ると、訪問ユーザー当たりの平均ページビューは月間24ページで、これは平均すると、ほぼ毎日見に来ていることを示している。これに対して1月はユーザー当たり13ページ/月、1年前には7ページ/月だった。言い換えれば、中毒率が上昇しているということだ。

[原文へ]

(翻訳:Nob Takahashi)